木津信之
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携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【日曜札幌11R・札幌記念】今年も頭だ!サクラアンプルール

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目イチの勝負体勢

 サクラアンプルールが人気のGⅠ馬を打ち倒して連覇を達成する。

 ①着賞金はGⅡ最高額の7000万円。“夏のGⅠ”といわれるだけあり、これまで何頭ものGⅠ馬が出走してきた。その中、過去10年間で勝ち切れたのは14年のハープスターだけ。

 09年ブエナビスタ、16年モーリスはともに②着まで。歴史的な名馬でも1番人気に推されながら勝利を手にすることができなかった。

 なぜか。

 GⅠの看板を背負った馬たちにとって札幌記念は、秋の大舞台へ向けたあくまでステップレースだからだ。

 サクラは違う。

 陣営は最初から今年の大目標としてこのレースを掲げていた。そして、それに合わせてローテーションを組んできた。

 昨年とは異なり、強敵が揃ってダメージが残る大阪杯をスキップ。余裕をもってじっくりと調整できたからこそ、函館記念では7番人気を覆して②着に食い込めたのだ。

 中間は函館競馬場に滞在し、ここへ向けて順調に調教メニューを消化している。

 ピッチを上げていくごとに、うなるような気合を前面に押し出して、今週のケイコでも持ったきりで併せた相手に1馬身先着。タイムこそ5F70秒1―39秒5、1F12秒5と目立つものではないが、体の張り、身のこなしは明らかに前走以上。

「他と違ってウチはここが目イチですから」

 手綱を取った池上助手のこの一言で勝負度合いが分かるというもの。

 今年も“頭”を取るのはサクラアンプルールだ。

 

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