【キーンランドC】モレイラ遅すぎた日本の初重賞V

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ナックビーナス逃げ切りはまさにマジシャン

 遅すぎたJRA重賞初制覇だったか。キーンランドCでナックビーナスの手綱を取ったモレイラである。

 これまでJRAでは通算69勝。勝率は3割超えと驚異的な成績を挙げまくるモレイラも、重賞となると縁がなかった。

 初めてJRA重賞に騎乗したのは14年安田記念のグロリアスデイズ。これが来日初騎乗でもあったが、結果は⑥着で、その後も2週前の札幌記念まで勝ち鞍はなく、②着が2回だった。

 それらの鬱憤晴らしの場となったのがキーンランドC。ナックビーナスは重賞出走11回で②着2回と勲章には手が届いていない“似た者同士”だったが、スタートからハナを切る積極策を取り、洋芝の稍重で前半2F目から10秒7―10秒9のラップを刻む形。しかも1頭になるとソラを使うところのあるタイプでもあるのに、だ。

 それでも「最後の1Fは馬なりで勝つことができた」とモレイラ。実際、ゴールではスプリント戦では“圧勝”の2馬身半差だった。これが重賞初制覇とは思えないほど、馬の力を引き出したのだから見事というほかない。

 昨年に続いてワールドオールスタージョッキーズ連覇とはいかなかったが、その手綱さばきはファンに“マジックマン”を再認識させるものでもあった。

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