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【新潟記念】ライバルより早く始動して勝ち名乗りブラストワンピースが確立した関東馬のニュースタイル

 新潟記念を制したのは3歳馬ブラストワンピース。単勝180円の断然人気に応えて、2つ目の重賞タイトルを掴んだ。

 初の古馬相手でも力が違っていた。大外をノーステッキで突き抜けて、1分57秒5の好タイムをマーク。秋のビッグタイトルに向けて、これ以上ないスタートを切った。

 さて、次の目標となる菊花賞はGⅠレースの中でも、特に“西高東低”が顕著。関東馬は01年マンハッタンカフェを最後に勝っておらず、現在16連敗中である。

 東の王道ステップといえばトライアルのセントライト記念だが、一昨年の勝ち馬ディーマジェスティは2番人気に推されながら④着まで。昨年も3番人気ミッキースワローが⑥着と、厚い関西馬の壁を破れていない。

 そんな中、秋初戦というよりも、まだ夏競馬オーラスの新潟記念から菊花賞を目指すローテーションを選択したのが、今回のブラストだ。

 確かに異例といえば異例。しかし、捲土重来を狙う関東馬にとっては、新たな菊への道筋となる可能性もある。

 本番まで中6週は調教技術が進んだ昨今、もはや気にする必要がない間隔の長さ。むしろ、3日間開催の月曜に行われるセントライト記念より調整がしやすい利点も。

 さらに、今回のブラストのようにGⅠを勝っていないクチならハンデ54キロで、56キロのトライアルよりも少ない負担で使うことができる。

 今年のシルクレーシングはアーモンドアイがシンザン記念から3カ月ぶりで桜花賞→オークスの2冠達成。秋もぶっつけで3冠を狙う。同様に8月12日の関屋記念で古馬を撃破したプリモシーンも、秋華賞へ直行することになった。

 夏競馬からダイレクトで菊花賞となると、先入観から“?”となるかもしれない。しかし、メリットがあることも確か。馬券を買う側もローテの多様化を受け入れて、柔軟な対応していく必要がありそうだ。

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