武田昌已
著者のコラム一覧
武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

【スプリンターズS】ワンスインナムーン逃げ切る

公開日: 更新日:

パワーアップは歴然

 今週から秋GⅠシリーズが始まる。初っパナのスプリント王者決定戦は重賞ウイナー11頭の好メンバーだ。その中、“GⅠ男”武田記者は穴馬を抜擢した。

 昨年の③着馬、◎ワンスインナムーンの逃げ切りを狙う。

 スプリンターズSがGⅠに昇格したのは90年。過去28回のデータをちょうど半分ずつで区切ってみると――。

 かつてはとにかくハナ争いが激しくなり、03年までの14回で逃げ切りはゼロ。②着が2回、③着が1回あるだけだ。

 しかし、04年以降の14回では4勝、②着2回、③着1回。③着内率はちょうど5割になる。

 ここ2年はミッキーアイルが②着、ワンスインナムーンが③着に逃げ粘り。また、良馬場以外で行われた2回(ともに不良)は04年カルストンライトオ、07年アストンマーチャンと逃げ切りが決まった。

 今年は台風24号の影響で馬場悪化が必至。となれば、行き切った馬の粘り込みは十分にある。

 ワンスインナムーンは昨年、今年ともに新潟の朱鷺S①着からのローテーション。だが、内容は今年の方が断然いい。

“稍重”での千四1分19秒7は“良”の昨年より1秒も速い。ラップを見ても5F通過56秒5は昨年を0秒6も上回り、②着との差は首→1馬身4分の1に拡大。斤量も1キロ増えての55キロである。単純な数字の比較だけでも、この1年でのパワーアップは歴然だ。

 これまで重、不良馬場の経験はないが、血統的には何の問題もない。

 父アドマイヤムーンは小雨が降ってかなり馬場が悪化していた07年宝塚記念(発表は稍重)の勝ち馬。母ツーデイズノーチスは中山で“不良”の09年アネモネSを制している。この血を受け継いでいれば、道悪がからっ下手ということはない。

 前走の大野から〈5113〉の石橋に手戻り。昨年の0秒1差の悔しさをバネに、今年は逃げて逃げて波乱を起こす。

 ○はムラ駆けだが、道悪巧者のセイウンコウセイ。▲ラブカンプーはセントウルSで前半3F33秒3で行って逃げ粘った内容がいい。

 人気の注ファインニードルまでを厚く買う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    片山杜秀氏 日本は“束ねられる”ファシズム化が進んでいる

  2. 2

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 3

    人気定着だから見えてきた カーシェアの「残念な点」3つ

  4. 4

    巨人菅野の深刻一発病なぜ? 本人や相手打者ら8人に総直撃

  5. 5

    シーズン中に異例の発表 G上原を引退に追い込んだ球威不足

  6. 6

    レオパレス21も標的 旧村上ファンド系が次に狙う会社は?

  7. 7

    “ヨン様そっくり”ぺよん潤 芸人仕事と兼ねる意外な副業

  8. 8

    嫌われアナ1位に浮上 テレ朝・弘中綾香アナ“鋼のメンタル”

  9. 9

    トランプが千秋楽観戦で…正面マス席1000席確保の大困惑

  10. 10

    首位要因は丸だけ?当事者に聞いた原巨人と由伸時代の違い

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る