【秋華賞】歴史的な牝馬へ アーモンドアイ快挙達成だ

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 今週からGⅠが暮れのホープフルSまで毎週、行われる。まずは牝馬3冠の最終戦だ。アーモンドアイが快挙を成し遂げるか、それともラッキーライラックらが阻むか。注目が集まる。

 アーモンドアイが“ぶっつけ本番”で史上5頭目の牝馬3冠に挑む。

 春2冠は規格外の強さだった。桜花賞で直線一気に15頭をゴボウ抜きすると、オークスでは一転して好位5番手から抜け出し。前者がレースレコード更新なら、後者は0秒2差に迫る好タイム。ともに使った上がり3F33秒2の末脚は最速。違ったスタイルで連勝記録を4に伸ばした。

 佐藤助手が話す。

「逃げても最後方からでも、どんな競馬もできる。折り合いがいいし、反応がいい。そして輸送にも強い。弱点を見つけたくても見つからない」

 GⅠ5勝を挙げた厩舎の先輩アパパネは10年に牝馬3冠を達成。その比較も含めて、凄さをこう教えてくれた。

「アパパネは肉体的、精神的に女の子という面があり、こちらから“頑張れ”と盛り上げて行った。でも、アーモンドは強いメンタルを持っていて、何でも余裕でこなす。馬体、カイバ食いなど、ある意味、こちらの想像通りに事が運べる。馬のポテンシャル、意識がこれまでの馬たちと違う」

 だからだろう、桜花賞は前例のない中89日での勝利。今回もステップを使わず、オークスからの直行を選択した。

 放牧先から9月12日に春よりたくましくなった体つきで帰厩。1週前追い切りはルメールが感触を確かめ、ウッド6F82秒7―38秒3。1F12秒2で1馬身半先着と豪快な動きを見せている。

「反応が良かったね。うまくきている。480キロと少し太い馬体も、追った午後からキュッと引き締まってきて、体のラインが出てきた。賢い馬だよ。とにかく順調。トラブルさえなければ」

 そして、最後には「ウオッカやジェンティルドンナのように牡馬相手でも戦えるレベルの馬なのかもしれない」とも。

 3冠の先に見据えるのはジャパンC――。ここを通過点にしたい。

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