木津信之
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木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【秋華賞】トーセンブレス大仕事だ

公開日:

絶好調モード

 藤岡佑は今年、先週までにJRAで59勝を挙げている。これまでの年間自己最多勝は08年の75勝。それを更新する勢いで勝ち星を重ねて絶好調だ。コメントは実に的確。研究熱心な面に加え、馬の適性や性格、状態を掴む能力にたけているのは間違いない。だからこそ、今年のNHKマイルCではテン乗りだったケイアイノーテックの能力を存分に引き出して、人馬ともに初GⅠタイトルを奪取できたのだろう。秋華賞では、これまた初コンビとなるトーセンブレスで挑む。その背中の感触を確かめるために、今週水曜は美浦へ。来た甲斐があって、手応えは上々だった様子だ。

藤岡佑「最後の爆発力につなげたい」

――騎乗依頼の話があった時の心境は。

藤岡佑騎手「以前から調教やレースを見ていて、実戦でも乗ってみたいなと興味を持っていたんですよ。うれしかったですね」

――レースではどのようなイメージを持っていますか。

「とにかく切れる脚を使うという感じです」

――水曜の追い切りにまたがって、ウッド4F53秒6―38秒9、1F12秒2を馬なりでマーク。

「しまいは沈み込むようなフットワークでしたね。弾むような動きで、乗っていて気持ちが良かったです。仕上がりは十分でいい感触を得ました。とても順調にきているなという印象を受けました」

――二千メートルという距離に関しては。

「レースで乗ってないのでまだ何とも言えませんが、工夫は必要じゃないかなと。器用さを求めると切れを失う気もするので。どう乗るか次第でしょう」

――どんなレースを思い描いていますか。

「武器は何といっても末脚。(弓のように)極限まで引き絞って、最後の爆発力につなげたいですね」
――GⅠで強敵が揃っています。
「この馬も高いレベルの持ち主ですよ。タイトルを取ってもいい十分な資質があります。ヒケを取ることはないですよ」

――金星を狙いたいですね。

「ええ、こんな機会をいただけたわけですからね。自分自身がGⅠを勝ったことで、このチャンスをもらったとも考えてます。だからこそ、次につなげていかなければいけない。しっかりいいレースをしたいので、応援してください!」


今年は重賞5勝

 藤岡佑の今年の59勝中、重賞は5勝。これまでのタイトルの年間最多は07年の5勝で、すでに並んでいる。

 GⅡ京都記念=クリンチャー、GⅡ日経賞=ガンコ、GⅡ京都新聞杯=ステイフーリッシュ、GⅠNHKマイルC=ケイアイノーテック、GⅢ函館記念=エアアンセム。大レース、伝統レースで結果を出してきた。

 それぞれ4、3、7、6、5番人気。人気以上の走りでもある。②着は2回あり、9、3番人気。前者は皐月賞のサンリヴァルだ。

 ここも人気薄でアッと言わせるか。

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