【秋華賞】アーモンドアイ 次は古馬相手に「日本で一番強い」を証明だ

公開日: 更新日:

「ファンタスティックホース!」

 レース後のルメールが絶賛した秋華賞のアーモンドアイ。史上5頭目の3冠牝馬は、やっぱり規格外だった。

「馬場入りからテンションが高く、ゲートでもチャカチャカして」とルメールが話したように、スタートは決して良くなかった。それでもリカバリーは早く、1角は中団外めで進入。その後は馬任せで折り合ってアーモンドアイの競馬に徹した。

 残り3F標ではマイペースで逃げていたミッキーチャームははるか前。ペースも上がっていなかった。一瞬は「大丈夫?」と思わされるシーンも、怪物牝馬には関係なし。大外から直線は剛脚でラスト3F33秒6をマークしてあっさり差し切り。まさに一頭だけ別次元だった。

■3冠舞台も“ステップレース”に過ぎなかった

 ともあれ、3冠がかかっていた秋華賞。トライアルを使って本番が“定石”だが、オークスから直行で5カ月ぶり。異例のローテーションだったのは、ジャパンCも視野に入れていたから。

 もちろん、秋華賞を勝つことだけを考えれば、早めに進出して勝負を決める選択肢もあった。それでもスタイルを崩さずにゆっくり仕掛けたのは、“次”を考えてのものだったか。そう、GⅠで大記録が期待される舞台でも、ステップにしてしまうのがこの馬の凄さだ。

 しかも古馬勢は天皇賞という厳しい一戦を使ってのジャパンCというローテーションが主力にもなってくる。対して、アーモンドは同世代牝馬に楽勝しての秋2走目となれば、余力十分の見立てもできる。

 レース後は「熱が内にこもる軽い熱中症のような症状があったけど、水をかけたら大丈夫」と国枝師。「様子を見てから」とジャパンC参戦の明言まではなかったが、ルメールからは「日本で一番強い」の言葉も飛び出した。怪物牝馬の次走がさらに楽しみになったことだけは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  3. 3

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  4. 4

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  5. 5

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  6. 6

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  7. 7

    木浪と近本は数試合で…矢野阪神「4番・大山」の賞味期限

  8. 8

    FA市場の大物が売れ残る背景…“格下”より低い金額を拒否

  9. 9

    あるのか阪神? 貧打と補強下手の“4度目赤っ恥”緊急補強

  10. 10

    衆院2補選惨敗で自民真っ青…夏の“衆参W選”へ一気に現実味

もっと見る