【秋華賞】ミッキーチャーム②着川田 絶妙なペース配分で見せ場たっぷり

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 大金星こそ逃したものの、ミッキーチャームを②着に粘らせた川田の手綱さばきは素晴らしいものだった。

 7枠13番の外枠からスタートを決めてハナを奪うと、2F目は10秒9と速いラップを踏んだが、そこから12秒7と一気に落とした。

 馬のリズムを乱さずにこの「1秒8」のペースダウンは決して簡単ではない。それを難なくやってのけて、ラスト3Fを11秒5―11秒8―11秒9でまとめたのだから、普通なら勝っていてもおかしくないレースだ。

 まさしく“相手が悪かった”だけで、能力を最大限に引き出したと言える好騎乗だった。

■英国遠征で腕に磨きがかかり存在感増す

 以前から技術の高さは折り紙つきだったが、夏の英国遠征でさらに磨きがかかった。

 9月に帰国してからの重賞成績は①⑨⑤⑪①③①②着とすでに3勝②着1回をマークしている。

 秋GⅠ初戦のスプリンターズSではファインニードルを苦しい展開ながらも直線で末脚を爆発させて、春秋スプリントGⅠ制覇。先々週の京都大賞典でもテン乗りだったサトノダイヤモンドで絶妙のタイミングでスパートして、②着以下を抑え込んだ。

 いずれも馬の力もさることながら、川田の腕によるところも大きいレースだった。

 ルメール、M・デムーロ、モレイラといった外国人ジョッキーの台頭が著しいが、川田自身も・353の高い連対率を残しているし、ここ一番の勝負強さも魅力。大舞台でも頼れる日本人ジョッキーとして、ますます存在感が増してきた。

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