日本はパラダイス? 京都で外国人ジョッキー驚異の13連勝

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 京都で行われたGⅠエリザベス女王杯を制したのはモレイラ。これがうれしいJRAでのGⅠ初制覇になった。

「初めてのGⅠ勝ちは特別な気持ち。ガッツポーズをしてしまった」

 笑顔でレース後にそう話したモレイラ。この日は9R黄菊賞でJRA通算は100勝を達成。勝率は優に3割超え、連対率は5割と驚異的な数字を残していても、日本の大舞台での勝ち星は決して簡単ではなかった。

 今年8月、GⅢキーンランドCでようやく初重賞勝ち。GⅠでは先月の天皇賞②着=サングレーザーが初連対。そして今回ついに頂点を極めて、自身のメモリアルデーになった。

 そのモレイラも含め、先週の京都はとにかく外国人ジョッキーが勝ちまくった。

 日曜は1RでC・デムーロが勝ったのを皮切りにエ女王杯まで①着は全て外国人ジョッキー。モレイラ5勝、ルメール3勝、C・デムーロ3勝だ。ちなみに前日の土曜メインのデイリー杯2歳S、最終レースはM・デムーロが勝っており、日曜12RドンカスターCを藤岡佑が勝つまで実に13連勝である。日本は外国人騎手にとって、まさに“パラダイス”なのだろう。

 昨年から短期免許交付の条件が厳しくなり、日本にやって来るのは世界有数の腕達者だけ。しかも、今週からは新たに英国のムーア、ビュイックも加わるのだから……。

 ただし、人は一流どころが集まっても、肝心の馬はどうなのか。

 思えばこのエリザベス女王杯は10、11年と英国の“怪物牝馬”スノーフェアリーが制したが、12年以降は外国馬の出走はなく、今週行われるマイルCSも12年以降は“ゼロ”。

 大々的に国際GⅠレースと称しているジャパンCは、過去には凱旋門賞馬の参戦もあったが、今年の招待受諾は2頭。ディープインパクトが勝った06年と同じ、外国馬の“歴代最低頭数タイ”となることが確定してしまった。

 JRAも招致へ向けて宣伝活動、努力は続けているだろうが、海外馬券を買える機会が増えたことで、馬も集まればファンもより盛り上がるに違いない。人だけではない、トップホースの参戦をぜひとも期待したい。

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