【ジャパンC】伏兵出番あり 人気サイドが勝っても②③着は

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 ジャパンCは決して一筋縄では収まらない。過去10年間で勝ち馬こそ9頭まで1~5番人気だった。しかし、6番人気以下の伏兵が1勝②着3回③着6回と10頭も。馬券圏内の3分の1を占めているのだ。11年は2人→6人→14人で3連単32万4680円、13年も1人→7人→11人で22万4580円。ビッグ馬券が2回飛び出した。この10頭の年齢別の内訳は3歳=3頭、4歳=2頭、5歳=3頭、7歳=2頭。今年も4、5、7歳に魅力たっぷりの伏兵がいる。

反撃態勢ミッキースワロー 名手も力が入る

 ミッキースワローが巻き返しを図る。

 3歳の昨秋はセントライト記念で皐月賞馬アルアインを完封。その後、勝ち星がないとはいえ、今年はアメリカJCCで②着。「暑さと輸送がこたえた」(菊沢師)大阪杯でも⑤着と掲示板を確保した。

 実績が評価されて、前走の札幌記念は3番人気に推された。レースは11番手から進めて、4角を回る時も手応え十分。ところが、直線では前が壁に……。結局、目イチに追えないままゴール。結果は1秒7差⑬着も基準外と考えていい。

 その後は放牧へ。10月25日に戻り、順調に乗り込まれてきた。

 先週は3頭併せでダイワキャグニーに先着。きのうもウッド6F85秒7―40秒0、ラスト1F12秒8で先着。仕上がりにはマル印がつく。

 鞍上はテン乗りだったセントライト記念からコンビ6戦目となる大ベテランの名手、横山典。前走で悔しい思いをしただけに、いっそう力が入るに違いない。

舞台巧者ウインテンダネス 春の東京で連勝

 ウインテンダネスは5月の東京で2戦続けて沸かせた。

 まずは準オープンの緑風S。4番人気のここはデビュー以来、初めてハナを奪った。そのまま直線でも脚色は全く衰えず、手綱を緩めながら、二千四百2分22秒9の好タイムで2馬身差のフィニッシュ。

 続く重賞の目黒記念では打って変わって[7][6][5]の位置取り。9番人気ながらゴール前は馬群を割って出てきた。2ケタ大敗だった2歳秋以来の重賞挑戦でいきなりタイトルホルダーに。5歳で本格化の気配がある。

 夏場は放牧でリフレッシュ。秋は京都大賞典⑥着→アルゼンチン共和国杯④着。着差も1秒0→0秒3と詰め、上昇カーブを描いてGⅠへ。

「前回は不得手な上がりの競馬になって。それでも頑張っていましたね。もともと使いつつのタイプ。春の雰囲気に近づいてます。内田さんもいいイメージで乗ってくれるでしょう」(杉山師)

 相性のいい舞台、鞍上で再現を目指す。

古豪健在サウンズオブアース GⅠで3つの銀メダル

 古豪サウンズオブアースはまだまだ元気いっぱい。3歳の菊花賞、4歳の有馬記念、5歳のジャパンCとGⅠで3つの銀メダル。勝ち星こそ2つだが、幾度も一線級と上位争いを演じている。

 7歳の今年は4年連続でこのレースへ。過去3回はいずれも二千四百の京都大賞典がステップだった。今年はあえて、千八の毎日王冠を使い、刺激を与えてきた。

 スピード決着で前が止まらない展開。後方から進めて0秒9差⑨着は悲観することはない。

 何より1週前追い切りが目を引いた。

 閉門間近の荒れた時間帯にもかかわらず、6F79秒6―36秒3、ラスト1F11秒9の猛時計。力強く2馬身半先着だ。

 きのうも6F81秒1―37秒8、1F11秒9と好調子をアピール。

「この秋2戦目で体が締まり、気持ちも向いてきた。今年一番じゃないかな。②着した一昨年とそんなに変わらないと思うよ」(藤岡師)

 激走があるかも。

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