亀井辰之介
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亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

【ジャパンC】父は産駒もコース巧者で、母系からは晩成タイプ スワーヴリチャード逆襲だ

公開日: 更新日:

 本命はスワーヴリチャードだ。

 前走の天皇賞・秋はスタートで出遅れて、直後に他馬と接触。これで走る気をそがれたか、後方追走から見せ場なしの⑩着に終わった。自分の競馬ができていないから参考外としていいだろう。

 今回は巻き返し必至。

 とにかく東京二千四百はハーツクライ産駒が得意とする舞台。一変があっても不思議ない。

 これまでハーツ産駒はGⅠ8勝。うち5勝は東京、それも二千四百GⅠで3勝を挙げている。

 ジャパンCでも昨年はシュヴァルグランが制し、14年はジャスタウェイが②着。ハーツ自身も05年に鼻差②着だった。

 産駒はおしなべてスタミナが豊富。距離が延びて、より持ち味が生きてくる。

 スワーヴにも好実績がある。昨秋は100メートル長い東京二千五百のアルゼンチン共和国杯を楽勝。それもノーステッキで2馬身半差をつけた。

 3歳秋でこのパフォーマンス。得意舞台とみて間違いなし。

 母系にも注目したい。

 母ピラミマがノーザンダンサーのクロスを持たないのだ。というのもハーツ産駒の特長として、強めのノーザンダンサーのクロスを持つ肌馬との配合では早くから活躍するものの、それ以外は晩成タイプになりやすいという傾向がある。

 例えば、オークス馬ヌーヴォレコルトの母オメガスピリットはノーザンダンサーの3×5×4、ダービー馬ワンアンドオンリーの母ヴァーチュも5×3。春のクラシック馬はともに強めの配合だ。

 対して、ノーザンダンサーのクロスを持たない肌馬との配合からはジャスタウェイ、フェイムゲーム、カレンミロティックなど古馬の重賞ウイナーが出ている。

 特にスワーヴとジャスタは5代前までにクロスを持たないアウトブリードという点も同じ。

 知っての通り、ジャスタが本格化したのが4歳秋だ。天皇賞でGⅠ初勝利を皮切りにドバイデューティフリー、安田記念を含む4連勝。一気に世界1位まで上り詰めた。

 スワーヴも4歳秋のここからが本番。まずはジャパンC制覇で前走の雪辱を果たす。

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