【ジャパンC】規格外の強さ アーモンドアイの2019年は?

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 夢は広がるばかり――ジャパンCを制したのはアーモンドアイ。2分20秒6の驚異の世界レコードで古馬を制圧した。

 何もかもが完璧な勝利だった。

 3歳牝馬とはいえ単勝1・4倍の断然人気。マークされる立場で、最内1番枠からどう立ち回るのか。それも注目のひとつだったが、スタートを決めて1コーナーでは3番手。逃げるキセキを見ながらの横綱相撲だから、ライバルに付け入る隙を全く与えなかった。

 直線は残り300メートル近くまで持ったまま。粘りに粘るキセキを力強くかわして、1馬身4分の3差をつけたところがゴール。

■ディープ、オルフェを超えた強さ

 大外一気だった秋華賞とは全く違う形でエスコートしたルメールの手腕もさることながら、それに応えたアーモンドも凄い。

 記録的なものを含め、既に過去の最強馬ディープインパクトやオルフェーヴルに匹敵、いや脚質の自在性を加味すれば、“凌駕したのでは”とさえ思えるほど。

 こうなると気になるのが今後の動向だ。

「来年は外国でもチャンスをいただければ」

 レース後に国枝師が口にしたように、もはや国内に目指すべきものは残っていない。来春にしても大阪杯や宝塚記念では物足りないと感じるレベルにまで達している。

 そうなると、ドバイ、香港、秋にはもちろんフランスへという話になってくる。凱旋門賞を連覇した最強牝馬エネイブルとの対決が実現すれば、ファンの興奮もピークに達するだろう。

 ちなみに、今回の勝利で史上初のGⅠ4連戦、4連勝となったアーモンド。前哨戦を必要としないタイプだけに、今後はもうGⅠ以外を使うことはないかもしれない。

 来年は海外に転戦して記録をどこまで伸ばし続けるのか。規格外の天才少女が世界を驚嘆させる日も近い。

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