【中日新聞杯】昨年Vメートルダール 名より実を取りに来た

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 前年の覇者メートルダールが今年も中日新聞杯に参戦してくる。

 その昨年は夏のGⅢ関屋記念⑫着から一息入れての挑戦だった。新潟のマイル戦では思うように脚をためられず、「やはり二千くらいの方がいい」と戸田師が判断。これが功を奏した格好だが、レース内容も優秀だった。

 前半5F60秒7のゆったりしたペース。逃げ馬が③着に残る展開を[11][10][8]とポジションを上げながら、ラスト3F33秒6の末脚で差し切り勝ち。うれしい重賞初制覇を決めた。しかも、②着馬は後に宝塚記念を制するミッキーロケットなのだから、なおさら価値が高かったといえる。

 以降は二千を使われて⑧⑩②着。GⅠ、GⅡではやや力及ばずの感もあるが、前走のGⅢ新潟記念では上がり33秒6の末脚で連絡み。地力を証明してみせた。

 中間は天皇賞・秋に挑戦するプランもあったが、無理せずGⅢのここで実を取るために調整されてきた。

「しっかり負荷をかけてきました。去年、勝っているようにコースとの相性はいいですし、久々でもGⅢなら力は上だと思います」と斉藤助手の感触もいい。

 水曜の最終追い切りはウッドで5F69秒1―39秒4、ラスト1F12秒8で併走馬に半馬身先着。手応え優勢で最後まで力強い動きを披露した。

 ここまで二千では〈4122〉、さらに左回りに限定すると〈3111〉とこの条件はまさにピッタリ。しかも、ハンデは②着だった前走の新潟記念と同じ57キロと背負い慣れているもの。連覇に向けてお膳立ては揃った。

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