木津信之
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携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【土曜中山12R・3歳上五百万下】野中アンノートル決める

公開日:

愛国遠征で成長

 野中は技術向上のために、今年の3月19日からアイルランドに単身研修へ。「競馬漬けの毎日」を送り、10月27日に日本へ戻ってきた。

 その後は先週まで74鞍に騎乗して、〈11369〉。一見、結果が出ているとは言えないが、半数以上の39鞍を⑧着以内に持ってきている点は大いに注目できる。

 というのも、この⑧着以内というのは、重賞以外のレースで出走奨励金が出る着順だからだ(⑧着で本賞金の6%。重賞は⑩着以内)。

 いくつか例外があるものの、関係者はこの⑧着以内というのを非常に重視する。ゼロか収入になるかは大きな分かれ目なのだから当然だろう。

 海外遠征で培ったバランスの取れたフォームで最後まで諦めずに「ひとつでも上の着順を」と追ってくる姿に影響を受けてか、徐々に上位を狙えそうなオファーも集まってきている。

「上積みがありそうです」

――中山12Rのアンノートルは前走、1年ぶりの出走にもかかわらず、③着と好走しました。振り返ってください。

野中騎手「直前の追い切りに乗せてもらって、さすがに息が重いなってのが正直なところだったんです。動き自体は良かったんですけどね。レース前も目方がプラス30キロと大きく増えていたし、休み明けの分は割引かなと。でも、実戦に行ったら全然違いました」

――どのように。

「ゲートも出ないだろうなと思っていたのに一番速いぐらいで(笑い)。道中も折り合って運びも上手。直線でもいったん先頭に立って“やったかも”と。最後の最後は差されてしまいましたが、速い時計にも対応してくれたし、さすがこのクラスを勝っているだけあるなと力を再認識しました」

――今週の追い切りもつけました。どうでしたか。

「坂路でしまい1F強めにの指示。仕掛けてからの反応は鋭かったですよ。体つきは大きく変わった感じではありませんでしたが、息の入りは良かったです。上積みがありそうですよ」

――楽しみですね。

「はい。東京で勝っていますが、自分のイメージとしては中山の方が合いそうですしね。これほどの馬をまた任されたわけですから、いい結果を出したいです」

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