【有馬記念】ようやく穴党に出番 ダービー荒れればここも

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「この秋のGⅠは堅すぎるよ」。穴党は嘆いているのではないか。

 確かにその通り。初っパナのスプリンターズSこそ3連単20万ちょっとだったが、その後の10万超えは菊花賞だけ。ジャパンC=2690円、阪神ジュベナイルF=5020円。よほど点数を絞らないと儲けが出ない。

 しかし、ここで穴党に朗報だ。有馬記念ではついにビッグ配当が出る!?

 その根拠はダービーの大荒れ。日本の2大人気レースであるダービーと有馬記念。実はダービーが高配当の年はそれが暮れに連動しているのだ。

 今年のダービーはワグネリアン(5人)が勝ち、②着がエポカドーロ(4人)で、③着に超人気薄コズミックフォース(16人)が粘り込み。3連単285万6300円のレース史上最高配当が飛び出した。

 これ以前の記録は牝馬ウオッカ(3人)が勝った07年。②着アサクサキングス(14人)、③着アドマイヤオーラ(4人)で215万5760円。

 この年は有馬記念も荒れた。マツリダゴッホ(9人)→ダイワスカーレット(5人)→ダイワメジャー(6人)で決まり、80万880円である。

 ダービーの3連単は05年以降で、馬単、3連複は03年から。それ以前ではこんな具合。

 まずは98年。スペシャルウィーク(1人)の②着にボールドエンペラー(14人)が突っ込んで、馬連1万3100円の万馬券。有馬はグラスワンダー(4人)の復活劇で、②着がメジロブライト(3人)の4430円。③着ステイゴールドは11番人気だったから、今ならかなりの高配当になる。

 次の大波乱は92年にさかのぼる。断然人気ミホノブルボンが逃げ切り、②着にライスシャワー(16人)。ダービー初の馬連は2万9580円だった。有馬は1番人気トウカイテイオーが⑪着惨敗。15番人気メジロパーマーが逃げ切る大番狂わせで、3万1550円だ。

 87年のダービーは今ならとんでもないことになっていた。①着メリーナイスは4番人気でも、②着サニースワローは何と22番人気。当時は枠連のみで6280円にとどまったが、有馬はそのメリーナイスがスタート直後に落馬し、1番人気サクラスターオーが故障。メジロデュレン(10人)とユーワジェームス(7人)の4枠ゾロ目は1万6300円だった。

 ダービーが荒れれば有馬も――。歴史は繰り返すか。

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