【有馬記念】古馬相手に重賞9勝 強力3歳世代が締めくくる

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 この秋、ステルヴィオ=マイルCS、アーモンドアイ=ジャパンC、ルヴァンスレーヴ=チャンピオンズCと3歳馬がGⅠ3連勝を決めた。ここにダートの交流競走を加えると、ルヴァンが盛岡で南部杯を制しているから、通算勝利数は「4」に。こんなに3歳馬が頂点を極めるのは初めてのことだ。

 GⅠだけではない。他の重賞やオープン特別でも、次々と勝ち名乗りを上げている。

 関屋記念のプリモシーンが皮切り。新潟記念のブラストワンピースと、すでに夏の新潟で3歳馬旋風が吹き荒れていた。

 中央場所に戻ってからはオメガパフュームがシリウスS勝ち。このレースで3歳馬の先頭ゴールは5年ぶりのこと。

 そして、前記のGⅠブッコ抜き。この間にもダノンスマッシュが京阪杯を制している。

 2週前はギベオンが中日新聞杯、コパノキッキングがカペラS勝ち。中日新聞杯の土曜は中山、阪神メインのオープン特別も快勝。場内実況の「ここも3歳馬」というフレーズを耳にした人も多いだろう。

 ここまで重賞9勝、オープン特別6勝。合計では15勝になる。

 13~16年までは3歳馬の古馬相手の重賞、オープン成績は8勝、もしくは9勝だった。久々に2ケタに乗ったのが昨17年で15勝をマーク。

 モズカッチャン=エ女王杯、ペルシアンナイト=マイルCSのGⅠを筆頭に重賞で10勝、オープン特別は5勝。“近年最強”とも言われていた。

 1つ上の先輩たちは現3歳馬にとって、普通ならば厚い壁になるはず。それを互角に渡り合っているのだから凄い。

 ただでさえ、有馬記念は3歳馬が強いレース。グレード制導入以降34回の年齢別成績は3歳=13勝、4歳=11勝、5歳=9勝、6歳=1勝となっている。これに今年の勢いが加われば――。

 今年は最強牝馬アーモンドアイのみならず、ダービー馬ワグネリアンも、菊花賞馬フィエールマンの名前もない。エントリーはわずかに2頭。現時点で出走が決まっているのはブラストワンピースだけだ。

 前記の新潟記念の他にも春に毎日杯を快勝している。ただし、ダービーは⑤着、菊花賞は④着まで。

 97年には同じ“シルク”のシルクジャスティスがここで初のビッグタイトル。ダービー②着、菊花賞、ジャパンC⑤着の悔しさを晴らした。

 鞍上は大舞台に強い池添。何かやってくれそうなムードがある。

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