新居哲
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新居哲

元ラガーマンの体力自慢。東の不沈艦とも言われ、怒涛の突破力を見せる男。今年からグリーンチャンネルの「トラックマンTV」にも出演している。馬を見る目にたけ、少しでも気になることがあればすぐに関係者に直撃! 国枝、木村厩舎に強い。

【ホープフルS】素質を取るか、実績を買うか

公開日: 更新日:

勝羽はサートゥルナーリア。「一頭抜けてる。〝乗ったことのないレベル〟と辻野助手やし、心臓も2歳馬離れしてるぞ」

勝羽 ホープフルSで18年も予想納めや。

新居 この一年も長かったね。とは、言っても来週になったら、金杯からまた新しい競馬が始まるけど。

勝羽 いい締めくくりで新年を迎えるには簡単なGⅠや。◎サートゥルナーリアが一頭、抜けてる。

新居 確かにノーステッキでの2連勝だし、走りのバランスもいい。いかにも高性能という印象。

勝羽 「この時期の2歳馬らしからぬ、体幹、力強さ。四輪駆動で走れている感じ。乗ったことのないレベル」と辻野助手やし、月曜追いの坂路ラスト2Fは11秒9―11秒9。それでも「負荷がかからない」やぞ。心臓も2歳馬離れしてる。

新居 母が日米オークスを制したシーザリオ。兄エピファネイアに代表される気難しい面がこの馬はないもんね。今年、同じロードカナロア産駒のアーモンドアイが大活躍したけど、この精神面の切り替えができるところが長所かな。

勝羽 まだギアを隠し持ってるらしいから、どこまで強く勝つかがこのGⅠの焦点……って、本命ちゃうのか?

新居は「何が起こるか分からないのが2歳GⅠ.ボクは3場で3連勝しているニシノデイジー。絶好の1番枠も引き当てた」

新居 うん、○印。朝日杯FSのグランアレグリアじゃないけど、何が起こるか分からないのも2歳GⅠ。ここは、函館、札幌、東京と3場で3連勝しているキャリア豊富なニシノデイジーが◎。

勝羽 GⅠに昇格した去年は前後半の5Fが59秒6=61秒8。乱ペースでキャリア4戦のタイムフライヤーが経験にモノをいわせて勝った。でも、今年のメンバーは能力の上下差がありすぎる。

新居 ニシノだって前走の東スポ杯2歳Sが、決して目いっぱいのデキじゃないからね。宗方助手は「デキが良くなってきた状態で使った一戦。正直、33秒台の脚を使い、あんな競馬ができるとは思わなかった」って。さらに「強みがないところがこの馬の強み。どんな競馬にも対応できる。いつも思った以上に結果を出してくれる」と。

勝羽 ま、サートゥルナーリアとは真逆で、派手さはないけど、気づけば3連勝という感じの馬。

新居 でしょ。立ち回りのうまさがあるし、この絶好の1番枠を引いた魅力もある。どちらかといえば、ニシノはパワフルな走り。先週の有馬記念ブラストワンピースに続く、ハービンジャー産駒だよ。

勝羽 なるほどな。それでも「注」かな。対抗はブレイキングドーン。返し馬で放馬して、競走除外の萩Sを踏まえ、前走の京都2歳S(②着)はメンコを装着。それが裏目に出て「道中の進みがもうひとつ良くなくて。今回はゲート裏でメンコは外すし、一番中身が詰まった状態で使える」と白鳥助手。

新居 ブレイキングは「注」。で、▲はヴァンドギャルド。いかにもディープ産駒というフットワーク、センスの良さがあるし、藤原英師が朝日杯FSではなく、ここに使ってきた。明らかにクラシックを意識しているということ。

勝羽 現段階では力強さより、切れ味の馬。荒れ気味の中山が合うかどうかやな。穴なら新種牡馬ベルシャザール産駒の▲キングリスティア。ラスト2F11秒4―11秒9で勝った前走からもポテンシャルは高い。ロードカナロア産駒と同じで祖父がキンカメの血。ここに怖さを感じる。

新居 △で押さえて正解かな。

勝羽 オレは本命の⑤サートゥルが絶対的やと思う。頭固定で流す。

新居 う~ん。①ニシノ、⑤サートゥルの◎○を①着にして、②着候補には▲注印の⑪ヴァンド、②ブレイキングも追加。その「2―4―8」のフォーメーションかな。

勝羽 どちらが的中しても……。

勝羽、新居 18年もご愛読、ありがとうございました。

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