外山勲
著者のコラム一覧
外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

【ホープフルS】今年もC・デムーロ ヴァンドギャルド突き抜ける

公開日: 更新日:

 東スポ杯2歳S組VS秋京都の特別、重賞好走組という図式となった。

 重視したいのは前者。京都組は時計の裏付けという点で物足りなさが残る馬が多いが、東スポ杯の千八1分46秒6は優秀だ。昨年のワグネリアンと同タイムである。⑦着馬クリノガウディーが朝日杯FS②着とメンバーレベルも高かった。

 狙いたいのはそこでタイム差なしの③着だったヴァンドギャルドだ。

 後半5Fのラップは全て11秒台。かなりタフな流れの中、残り1Fで先頭に立つ強気の競馬は相当きつかったはず。その分、ゴール寸前でニシノデイジー、アガラスに差し込まれたものの、鼻+頭差で踏ん張ったのだから、中身の濃さで上位2頭と同等の評価でいい。

 阪神千六の新馬では道悪で34秒切りの末脚。2歳戦ではめったに見られない数字を評価して当時は対抗としたが、あの狭い間を割って伸びた脚は本物だった。

 キャリア1戦でこれだけの走りができれば大したもの。もちろん、まだまだ上積みを見込んでいい。そこが対抗のニシノよりも上に見た理由だ。

 中間の攻め気配も目立っている。先週のCウッド、直前の坂路では仕掛けられると重心の低いフットワークで素晴らしい伸びを披露した。

 陣営も「一瞬でスピードに乗れますね。馬も元気いっぱいですよ」と好感触。前走からさらにワンランク上のデキで臨めるのは間違いない。

 C・デムーロも2度目の騎乗となる今回は仕掛けのタイミングをアジャストしてくるはず。昨年タイムフライヤーを勝利に導いた鞍上が今年もラストGⅠを締めくくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    GACKT告白 浜田だけじゃない芸能界パワハラ&セクハラの闇

  2. 2

    自民・田畑毅氏離党か…永田町で飛び交う“女性醜聞”の中身

  3. 3

    また怪統計か 2018年「貯蓄ゼロ世帯」大幅改善のカラクリ

  4. 4

    安倍政権にGDPカサ上げ疑惑 600兆円達成へ統計38件イジる

  5. 5

    トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>

  6. 6

    ローン嫌いは意外に多い 現金主義のメリットと得するコツ

  7. 7

    3月の侍J入りも辞退 巨人に“丸効果”ジワリで指揮官も賛辞

  8. 8

    銀行口座は3つを使い分け 7年で1000万円貯めた主婦の凄腕

  9. 9

    日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る

  10. 10

    渡辺GM語る 浅村・雄星移籍で「チームまとまる」の根拠

もっと見る