【日経新春杯】遅咲きシュペルミエールにブレークの予感
6歳ながらまだキャリア11戦
6歳馬シュペルミエールはここまでまだ11戦。それでも〈5231〉と安定した成績を残している。唯一の着外も菊花賞⑥着と大きく崩れていない。
今回はそれ以来の重賞挑戦となる。中間は在厩で調整。一昨年から昨年にかけて脚部不安で1年8カ月の休養を余儀なくされた経緯があるため、陣営はしっかり疲れを取り、反動がないのを確認してレース1週間後には坂路入りを再開。速い時計は2日の4F54秒2―12秒7、6日には55秒1―12秒1をマークしている。
けさの最終追いは坂路2本目を単走で52秒9―12秒1。テンはゆったりした行き出しで、徐々にペースアップ。折り合いはピタリとつき、最後の3Fは14秒1―12秒7―12秒1と尻上がりのラップを刻んでのフィニッシュだ。最後は軽く仕掛けるとしっかりと反応し、好調維持をアピールしている。
馬体は丸みを帯びて、まさに充実一途。重賞取りの準備は整った。