【アメリカJCC】唯一のGⅠ馬フィエールマンが断然の主役

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 中山は早くも最終週。日曜のメインには伝統のGⅡアメリカJCCが組まれている。主役は何といっても唯一のGⅠ馬フィエールマンだ。

 昨秋の菊花賞で歴史を塗り替えた。

 1月のデビュー戦、4月の山藤賞を連勝。夏場はラジオNIKKEI賞で半馬身差②着。間をあけて使われ、秋も放牧を挟んで、菊花賞はぶっつけで臨んだ。

 さすがに、1番人気に推されたそれまでの3戦とは違い7番人気。しかし、レースは違った。

 6枠12番スタートから道中は好位を追走した。スローな流れにも折り合いはピタリとついて、手応え良く直線へ。

 鞍上がゴーサインを出すと、最速タイの3F33秒9とディープインパクト産駒らしい抜群の切れ味で馬群を割って出た。最後は2番人気の外エタリオウとのたたき合いを鼻差で制して先頭ゴールイン。僅かキャリア3戦での菊花賞Vは史上初の快挙だった。

 手塚師が振り返る。

「ペースが遅くなったのは良かったね。それにしても瞬発力が違ったレースぶりだった」

 レース後はまたリフレッシュ放牧へ。12月26日に戻り、順調に乗り込まれている。

 先週水曜にはウッドで併せ馬。5F68秒6―40秒2、1F13秒5で楽々と2馬身先着した。

「菊花賞の後はそれなりに疲れがあり、抜け切るのに時間はかかったが、戻ってからは順調にきてるよ。1週前もさすがの動きだったね」

 今週は木曜にルメールが騎乗して追い切られる予定。仕上げには何の不安もない。しかも、これまでの成績が示す通り、レース間隔があいても力を出せるタイプだ。

「今回は上がりが33秒台の馬場ではない。その辺がどうかも、中山でも結果を出しているし、コースは心配してない。菊花賞を勝ったが、これくらいの距離もいいと思う」

 好発進に期待がますます高まる。

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