木津信之
著者のコラム一覧
木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

【アメリカJCC】サクラアンプルール2つ目タイトルを

公開日: 更新日:

 サクラアンプルールを管理する金成師と蛯名の絆は強いものがある。

 師が調教師試験合格前に調教助手として長らく務めた矢野進厩舎に、蛯名も87年のデビューから94年まで所属。フリーに転向後も重賞を2勝(95年ステイヤーズS=ステージチャンプ、07年エフティマイア=新潟2歳S)と結果を出してきた。

 所属時期に差はあれど同じ師匠に就いて技術の研鑽に励んだというわけだ。“同じ釜の飯を食った仲”と言っても。
 サクラアンプルールが一昨年の札幌記念で厩舎に初めての平地重賞勝ちをもたらした時の鞍上も蛯名。やはり浅からぬ縁があるのだろう。

 今回、再び手綱を託されたのも、勝算があってのもの。もちろん当人も先刻承知の様子だ。

「この馬の競馬はできそうなデキ」

――2週続けて調教にまたがりました。珍しいですよね。

蛯名騎手「以前はうるさいところがあって、馬場入りをゴネたりしてたんでね。今はそんな面がなくなったから」

――先週はかなり行きたがる面を見せてました。

「イケ(以前、調教を担当していた池上助手)からも“掛かりますから”って言われてたんだ。確かに“まあまあ行くじゃねえか”って思ったよ。競馬じゃあんまり行かないのにね(笑い)」

――今週は併せ馬。ウッド5F67秒5―38秒0、1F12秒6で最後は2馬身先着。

「最初は行きたがったけど、5Fあたりからはスムーズ。直線で抜け出してからは相変わらず遊び遊び。でも、怒ったらその分伸びた。そのあたりは変わらないけど、精神的に大人になってきたなとは感じたね」

――2年前の有馬記念では一瞬夢を見ました。

「確かに直線で致命的な不利を受けなければって感じだったよな。でも、あの時は脚元がもやついたので、坂路での調整で太めが残っていたのも確か(当時プラス12キロ)。それでも、あれだけの見せ場をつくれたのは能力だよ」

――前走の有馬記念も厳しい展開ながら⑦着。

「前に行くタイプじゃない限り、大外枠を引いたらあの競馬しかない。最近、オレは大外枠を2回引いてるから(15、16年)よく分かる(苦笑い)。逆に言えば、あそこまで押し上げたのは力があるからこそだよ」

――2つ目の重賞タイトル奪取といきたい。

「今回もGⅠ馬がいて、メンバーは揃ってるけどね。この馬の競馬はできそうなデキにあるんで頑張るよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    厚生年金70歳以上義務化で日本は“ブラック国家”まっしぐら

  2. 2

    山口真帆は“手打ち”で出演 NGT48千秋楽公演は大荒れ必至?

  3. 3

    衆院補選10年ぶり敗戦濃厚で 甘利選対委員長に「責任論」

  4. 4

    帰化決意の白鵬が狙う理事長の座 相撲界を待つ暗黒時代

  5. 5

    パ球団トレード打診も…阪神は藤浪を“飼い殺し”にするのか

  6. 6

    失言や失態だけじゃない 桜田五輪大臣辞任「本当の理由」

  7. 7

    白鵬は厳罰不可避か 春場所の“三本締め”に八角理事長激怒

  8. 8

    杉並区議選応援で大混乱 杉田水脈議員に差別発言の“呪い”

  9. 9

    中日・根尾は大学を経てからのプロ入りでもよかったのでは

  10. 10

    投手陣崩壊…広島“沈没”は2年前のドラフトから始まった

もっと見る