【シルクロードS】父超え見えたダノンスマッシュ それでも“ヒモ”は大混戦

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 父ロードカナロア超え――。一気に現実味が帯びてきた。きのうのGⅢシルクロードSを制したダノンスマッシュだ。
 前走の京阪杯を0秒3差で快勝。重賞ウイナーとして挑んだ明け4歳初戦はさらに脚力が増していた。

 安田隆師が「直線で一瞬、ヒヤッとしたね」と話したように直線は5番手インから進路がなく、待たされるシーンも。ただし、終わってみれば、そんなビハインドは全く関係なし。外に出した残り300メートルから前を猛追し、1頭だけ違う脚で抜け出して、あっさり重賞連勝を決めている。

 これで短距離路線にシフトして①②①①着。父同様に、3歳秋から京阪杯→シルクロードSを快勝。全く同じ軌跡を歩んで高松宮記念に挑むことになる。

 ただし、7年前の父カナロアは本番で③着。勝ったのは前年のスプリンターズSを制したカレンチャン、そして②着にサンカルロ。当時、短距離界きっての実力馬2頭の後塵を拝した。GⅠ初挑戦の壁は低くはなかった。

 ただし、今年のダノンスマッシュは新王者に限りなく近い位置にいるとみていい。デビュー8戦を右回りしか経験していなかった父と違い、ファルコンS、NHKマイルCで左回りは経験済みなら、王者ファインニードルは引退し、現スプリント界の実力馬は峠を過ぎた印象も。“父超え”は視界良好だ。

 来る3月24日の本番は“ダノン1強”ムードになりそうだが、ヒモ争いは大混戦。シルクロードSでも6歳牝馬、9歳馬が馬券に絡んだほど。しかも、秋GⅠ②着のラブカンプーは大きく離れたシンガリに負けた。“頭堅けりゃヒモ荒れる”、今年はこんな高松宮記念が待っている!?

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