【東京新聞杯】心身の充実もたらした父譲りの成長力 福永インディチャンプ3連勝

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 強い4歳世代から、またまた、春GⅠの主役候補の誕生だ――。

 東京新聞杯は1番人気インディチャンプが、連勝中の勢いそのままに重賞初制覇を飾った。

 スタートは立ち上がり気味で出遅れたものの、すぐにリカバリーして道中は中団の内ラチ沿いを追走。終始、手応え良く進めると、直線は馬群の間を割っての抜け出し。最後は②着馬の追撃を半馬身差しのいだ。

 勝ちタイム1分31秒9はレースレコード。きのうの東京は速い時計が出ていたとはいえ、この時期で1分31秒台は掛け値なしに優秀といえよう。

 中間は直前に坂路50秒3をたたき出すなど、馬体面でのパワーアップが顕著。それでいて、初の関東への輸送でも馬体減はなし。また、掛かる面があった昨春と違って折り合いはピタリ。精神面でも進境が見られた点は大きい。

 このあたりは古馬になってさらなる成長を見せる父ステイゴールドの血といったところか。

 産駒の芝マイル重賞勝ちはこれで11頭目。しかし、古馬の混合戦となると6歳ウインプリメーラ=16年京都金杯、5歳ウインガニオン=17年中京記念、5歳グランシルク=17年京成杯オータムHと、いずれも年齢を重ねてのハンデ重賞だった。インディは4歳2月の時点で別定戦を完勝。今後に期待が高まるのは当然だろう。

「GⅠへの期待が確信に変わった」

 次走の予定は未定とのことだが、大目標はもちろん6月の安田記念。

「GⅠへの期待が確信に変わりました」

 鞍上の言葉通り、春が楽しみになる勝ちっぷりだったのは間違いない。

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