【フェブラリーS】待望大舞台 クインズサターン一発駆け

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 クインズサターンに大駆けムード。

 切れる末脚が持ち味だけに、主戦場は直線の長い東京コース。関西馬ながら、これまで24戦中、実に半分の12戦も占めている。全成績も〈4314〉と相性がいい。

 3歳時には東京で五百万、一千万勝ち。4歳時も一千万、準オープンを制して、オープン入りを果たしている。

 しかし、5歳の昨年のこのレースはまだまだ賞金不足。登録をすることもなかった。

 それが、春のマーチS、秋の武蔵野Sで勝てはしなかったものの、②着は確保して加算に成功。6歳の今年はいよいよ待望の大舞台へ。

 ステップの根岸Sは7→9→8番手の位置取り。そこからメンバー中3番目の上がり3F35秒6で0秒4差③着だった。

 野中師は「初めての千四でパサパサのダート。後ろからは届かない馬場なので、リズムをこわさない程度にいつもより前へ。あの位置だと思ったほど脚は使えなかったかな」と振り返る。

 その点、今回は走り慣れたマイル戦。自分のスタイルをとことん貫けるに違いない。

 もちろん、状態面もマル印がつく。

 東京遠征から中2週でも、先週日曜には坂路4F56秒1―12秒2をマーク。きのうも52秒9―12秒4。軽快なフットワークで駆け上がった。

「53秒前後でしまいをサラッとやった。いいところでキープできている」

 ここはダートの猛者たちが激突するだけに、例年、ペースが速くなりがち。前3年の前半3Fは34秒1、34秒0、34秒1といった具合だ。

「流れると思うし、どんな相手なりにも走る。絶対に脚は使うから、はまるようなら。うん、ノーチャンスじゃない」

 野中厩舎は強力先行馬インティと2頭を送り込む。この馬も怖い。

【ワンポイント】根岸S組がグンと台頭

 フェブラリーSでは近年、根岸S組の活躍が目立つ。

 16年は根岸Sを制したモーニンが1分34秒0のレコード勝ち。前走で初タイトルを獲得した勢いそのままにダート界の頂点に輝いた。

 翌17年は勝ち馬こそチャンピオンC組のゴールドドリームだったが、②③着は根岸Sで②①着のベストウォーリア、カフジテイク。ちなみに、④⑤着も根岸S組だ。

 そして、昨年は根岸S勝ちのノンコノユメの末脚が炸裂。②③着と首、首差の激戦をしっかりモノにした。

 過去3年は必ず馬券圏内に突入している。また、12年も根岸S③①着のテスタマッタ、シルクフォーチュンがワン・ツー・フィニッシュ。

 それ以前はこう。

 97年にGⅠ昇格後、根岸S組が初めてダート王になったのは01年ノボトゥルー。次が05年メイショウボーラー。ともに前哨戦からの連勝だった。

 11年までの15回で優勝馬はこの2頭。③着が02年ノボトゥルー(根岸S②着)、04年スターリングローズ(⑪着)、07年ビッググラス(①着)、08年ワイルドワンダー(①着)の4頭。②着はいない。

 今年も十分、注意を払っておきたい。

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