【金鯱賞】雨も休み明けも関係なし 圧勝ダノンプレミアムに中距離路線制圧の可能性

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 強いものは強い! 王者が帰ってきた――。そう思わせるには十分の内容だった。

 GⅠ馬が5頭も出走して豪華メンバーとなったGⅡ金鯱賞。2番人気ダノンプレミアムが圧勝と言える強さで、9カ月半ぶりの復帰戦をモノにした。

 好位3番手で折り合い、直線は楽々と抜け出して、上がり最速タイの3F34秒1をマーク。まさに“テンよし、中よし、しまいよし”というスピードと機動力を存分に生かす本来の競馬。②着リスグラシューが迫れば、また突き放す走りで、最後は流してゴールインだから、まさに輝きを取り戻した一戦なのは間違いないだろう。

 最強世代と言われる現4歳。その中でもデビューから3連勝でGⅠ朝日杯FSを制圧して、王者に君臨した。3歳初戦のGⅡ弥生賞も制し、皐月賞も当確と思われたが、その後、右前脚の挫跖を発症。皐月賞は見送り、ダービーにブッツケで挑戦したものの、内でスムーズさを欠いて⑥着止まり。それでも、着差はわずか0秒2差と一頓挫明けながら能力の高さは示していた。

 だが、ツキに見放されたのはこれだけではない。

 秋は天皇賞を目指していたものの、体調が伴わず回避。同期のダービー④着馬エタリオウが菊花賞で②着、⑤着馬ブラストワンピースが有馬記念を勝ち、⑧着馬ステルヴィオもマイルCSを制した。この活躍を尻目に我慢を強いられたが、これで完全復活だ。

「次は大きいところを」とは管理する中内田師。となれば、ターゲットはGⅠ大阪杯(3月31日)や香港のGⅠクイーン・エリザベスⅡ世C(4月28日)あたりか。いずれにしても、どちらのレースもダノンプレミアムの持ち味が存分に生かせるコース形態。次も他を圧倒して何ら不思議はないと思わせる強さだったのは確かだ。

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