【スプリングS】好調モード相沢厩舎がエメラルファイトでクラシック路線にアタック

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 エメラルファイトが3度目の重賞挑戦で初タイトルを狙う。

 昨年6月の東京でデビュー勝ちを飾ると、続く札幌2歳Sではニシノデイジーの④着。出遅れて外、外を回らされる苦しい形から0秒3差と善戦していた。

 暮れには朝日杯FSでGⅠ挑戦もしたが、⑥着止まり。「大外枠でゲートに入ってすぐにスタートを切られたから、態勢が整ってなかった」(相沢師)ため、出遅れて最後方から。上がり最速の33秒5で伸びてはいたものの、さすがに位置取りの差が致命的だった。

 そんな鬱憤を晴らすかのような勝ちっぷりだったのが、年明け初戦の白梅賞だ。

 課題だったスタートをしっかり決めて、道中はインで脚をためる形。直線で外めに持ち出すと力強く差し切って、2勝目を挙げた。

 前走後はここ目標にいったん放牧を挟んで、調整は順調そのもの。1週前はウッドの併せ馬で5F67秒6―38秒2をマークすると、直前はさらにハードに攻めてきた。

 ウッドの正面から馬場入りして、僚馬を3馬身追い掛け。ラストはしっかり追われて、6F82秒3―38秒1、1F12秒6を出してきた。

「きっちり仕上げようと思って長めから。時計は予定通りで、動きも良かったよ。前走以上に負荷を掛けられたし、仕上がりに不安はないね」

 なら、これまで以上のパフォーマンスを発揮できそうだ。

 このスプリングSは05年にダンスインザモアで勝っている相沢厩舎。今年はここまで6勝を挙げていて、中山開幕週には土日で4勝の固め打ち。一気にJRA通算400勝に到達と、好調モードに入っている。
 勢いに乗って相性のいい重賞を制し、クラシック戦線に送り込む。

【ワンポイント】珍しく?東高西低

 スプリングSは東の皐月賞最終トライアルらしく、関東馬が圧倒的に優勢だ。過去5年間の東西別成績は、

 14年 東 東 東
 15年 西 西 東
 16年 東 東 東
 17年 東 東 西
 18年 東 西 東

 ここ3年連続を含めて5年で4勝。14、16年には①~③着を独占していたほど。馬券に絡んだ15頭のうち、11頭までが関東馬だった。

 関西馬が勝ったのはキタサンブラック、リアルスティールとのちのGⅠ馬がワン・ツーだった15年だけ。よっぽどの強敵が東上してこない限り、東の牙城は崩されないでいる。この“東高西低”の傾向は頭に入れておきたい。

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