【阪神大賞典】6歳の熟年シャケトラは“ストップ4歳世代”の急先鋒か

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 阪神で行われた天皇賞・春の前哨戦、GⅡ阪神大賞典を勝ったのはシャケトラだった。

「強かったですね」

 まさに戸崎のこの一言に集約されている、鮮やかな勝ちっぷりだった。

 前半は後方でレースを進めつつ、残り5F過ぎからポジションアップして3角過ぎには早々と2番手に。そこから持ったままで4角で先頭に並び掛ける横綱相撲だ。

 直線は引き離す一方で早々と勝利を決め、ゴールでは結局、②着以下には5馬身の差をつけていた。これは00年以降の阪神大賞典では最大着差の圧勝劇である。

 これで、前走の1月アメリカJCCに続いてGⅡ連勝を達成し、勢い最高潮の6歳シーズン。これなら“ストップ4歳世代”の期待も十分にかけることができるのではないか。

 昨年は3月の日経賞の直前に剥離骨折(左第3中手骨骨折)。結局、1年1カ月にも及ぶ休養を余儀なくされたが、その前を振り返ると――。

 一昨年は日経賞を勝って天皇賞・春ではキタサンブラック、サトノダイヤモンドの“2強”に次ぐ3番人気の支持を受けたほど。その後の宝塚記念でもキタサン、シュヴァルグランをはじめ、後のGⅠ馬レインボーライン、ミッキーロケットらにも先着の④着など、強敵相手にもまれてきていた馬だ。

 その当時よりも大幅にパワーアップしているとさえ思える現状。ステイヤーとしての資質はこの阪神大賞典で実証し、宝塚記念のような中距離にも対応可能なタイプだ。

 近年最強の現4歳世代にとっては、これからのGⅠ戦線でこの“熟年”が手ごわいライバルになってきそうだ。

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