【高松宮記念】ダノンスマッシュ 父と同じ道で新王者誕生

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 ダノンスマッシュが偉大な父と同じ道を歩み始めている。

 父はスプリント界の絶対王者ロードカナロア。12、13年にスプリンターーズS、香港スプリントを連覇。他にも13年に高松宮記念、安田記念とGⅠ6勝の金字塔を打ち立てた。

 初タイトルは3歳秋の京阪杯だった。その後は放牧を挟んで、4歳初っパナのシルクロードSも手にしている。

 スマッシュも前2戦は同じローテーションでブッコ抜いた。しかも、シルクロードSの内容は実に濃い。

 1枠2番から好発を切った。しかし、向正面で他馬と接触する不利があった。少し行きたがったのを鞍上がうまくなだめて、好位のインを追走。そのまま直線へ。

 入り口では前に馬が多くいて行き場がなく、外へ持ち出すことに。そこからが強烈だった。グイグイ伸びて一気に先頭に立つと、1馬身4分の1差をつけてゴールインだ。

 カナロアも担当していた岩本助手が話す。

「直線では“どうかな”とも思ったんですが、しっかり差し切った。強い内容でしたね」

 レース後はいったん放牧。2月20日に戻り、すこぶる順調に乗り込まれている。今月3日に坂路4F55秒5、7日に53秒0。そして、13日の1週前追い切りが凄かった。

 49秒7―12秒5の猛時計! 目標にしていた前の馬を置き去りにしてフィニッシュ。

「もともとケイコで時計の出る馬。それにしても圧巻でしたね。ええ、こちらのイメージ通りにこれています」

 父は初GⅠ挑戦のここでは銅メダルだった。前走の勝ちっぷり、中間の動きなら――。後継者の雪辱Vに期待が大きく膨らむ。

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