【桜花賞】平成最後も高性能牝馬グランアレグリア レコード圧勝

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令和はトライアルスキップが当たり前に

 昭和最後の桜花賞を制したのはアラホウトク。当時のレースレコード1分34秒8で決めた。

 そして平成最後となった今年。同じようにレースレコードが記録された中、勝ったのはグランアレグリア。走破時計は1分32秒7! 終わってみればまさに圧勝だった。

 スタート直後、一瞬は行きたがるシーンもあったが、すぐに折り合って好位から。道中でしっかりと脚をためることができた。

 そして“他馬は関係なし”とばかりにルメールは自分の競馬に徹して、4角を待たずに先頭へ立つ強気の立ち回りだ。直線はどの馬が迫るかが焦点になったが、一頭だけ別次元の走りでラスト1Fでは早々と勝負あり――。

 ②着シゲルピンクダイヤから⑤着ビーチサンバまでが0秒1差にひしめき合うのを尻目に、2馬身半差をつけて悠然とゴール。好位からラスト3F33秒3、半マイルは45秒を切っているのだから他馬に付け入るスキは全くなかった。

 思えば平成後期は“高性能”牝馬が目立った。先日、死亡したウオッカをはじめ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、そして世界に飛び出したアーモンドアイなど。

 グランの今後については「オーナー、クリストフと相談してから」と藤沢和師。同厩に千八のフラワーCを勝ったコントラチェックもいるため流動的だが、先輩同様に牝馬のカテゴリーを超えての活躍を期待したい。

 またその一方、トライアルの意義が問われる平成ラストだったか。グランアレグリアは朝日杯FSから3カ月半ぶりの直行。昨年のアーモンドアイもシンザン記念から3カ月ぶり。他にも昨年でいえば菊花賞のフィエールマンなど、ぶっつけでのクラシック取りが目立つ。

 きっちり目標通りに仕上げる厩舎力もお見事だが、社台系の外厩も技術力アップしている証拠。「令和」は能力さえあれば、トライアルはスキップ。本番をピンポイントで狙うのが当たり前になってくるだろう。

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