亀井辰之介
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亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

東西重賞は「血統馬券」で好配当ゲット

公開日: 更新日:

【京都11R・マイラーズC】モズアスコット勝って本番へ

 前5年でレコード決着が2度。開幕週のマイル戦だけに時計勝負になりやすい。連対馬10頭を見ても、半数の5頭が前走7F重賞からの参戦だった。マイル戦でも高いスピード能力が求められるわけである。

 気になるのは馬場状態。今冬の京都開催は芝の状態が悪く時計を要したからだ。ただし、今開催は「芝の育成は順調」と馬場造園課。例年通りの高速決着なら◎はモズアスコットでいい。

 父フランケルは欧州でマイルを中心にGⅠを10勝。14戦無敗のまま引退した怪物だ。母の父ヘネシーはストームキャットの直子で、米7FGⅠホープフルSの勝ち馬。種牡馬としてもヘニーヒューズやヨハネスブルグなど快速タイプを輩出している。欧州最強マイラーに、北米のスピード血統を掛け合わせたのがモズアスコットというわけ。

 時計勝負に強いのは成績からも明らか。昨年のマイラーズCはレコード決着の②着。前半の3F目からラストまで11秒台のラップが並ぶよどみのない流れを、3角で自ら動いて直線でいったんは抜け出す形。ゴール前でサングレーザーの鬼脚に屈したものの、0秒2差に粘り込んでみせた。

 さらに、GⅠ初制覇となった安田記念はタイレコードとなる1分31秒3で走破。血統通りの高いスピードを有している。

 昨秋はマイルCS⑬着、香港マイル⑦着と惨敗した。しかし、マイルCSは4角で接触する不利。香港も初の海外遠征で大きく馬体を減らしたように、本調子ではなかった。

 前走後は放牧に出してじっくり立て直し。安田記念で連覇を目指すためにも、前哨戦で恥ずかしい競馬はできない。

【東京11R・フローラS】持久力が生きる エトワール抜け出す

 3歳世代の牝馬重賞で初の二千メートル戦。こちらは持久力が重要になる。近年、好成績なのがハービンジャー産駒で、17年は12番人気のモズカッチャンと10番人気のヤマカツグレースがワン・ツー。昨年は5番人気のノームコアが③着に好走した。

 今年の出走産駒は2頭。◎エトワール、○エアジーンでいく。

 エトワールを上にみたのは母系の良さ。3代母グレースアドマイヤはダービー馬フサイチコンコルドの半妹。近親にヴィクトリーやリンカーンなどがいる優秀な血筋だ。

 3歳春に好走する血でもあり、ヴィクトリーは皐月賞馬で、リンカーンがすみれS勝ち。

 それ以外にもスイートピーS勝ちの叔母ジェラシー、祖母グローリアスデイズもフローラSで②着している。

 エトワールは母の父がシンボリクリスエスというのも魅力。スタミナ豊富なロベルト系で、前記のヤマカツグレースが同じハービンジャー×ロベルト系の配合だった。

 初勝利を挙げた東京二千で重賞初Vまである。

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