【天皇賞・春】メンタルが成長したメイショウテッコン天下取り

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 メイショウテッコンが菊花賞に続いて、淀の長丁場に臨む。

 昨秋は惨敗だった。

 スタート直後から先行グループで終始、気負い気味の走り。2周目の4角を回り、直線を向いた時にはもう手応えがなくなっていた。結果は1秒9差⑭着……。

 年明けの日経新春杯は出負けして後方からになり、3角からまくって早くも先頭に。ラスト1Fではガス欠して0秒9差⑨着だった。

 マンハッタンカフェ産駒でも距離の壁があるのか。いや、そうではなかった。前走の日経賞だ。

 今度はスタートを決めてスッとハナへ。そのまま道中は実に気分良さそうに走った。

 勝負どころで1番人気エタリオウが動いた。テッコンのぴったり半馬身後ろにつけた。それでも全く行きたがるそぶりも見せない。

 直線を向いて鞍上がゴーサインを出した。すると力強く伸びて、エタリオウを1馬身4分の1離してゴールインだ。

 中塚助手が明るい表情で振り返る。

「前回はメンタル面を重視してやってきました。パドックから良かったですね。菊花賞の時はテンションが高かったのに、落ち着きがあり、精神面の成長を感じました。走っている時も余計な力を使うことがなかった」

 レース後もすこぶる順調だ。

 コース、坂路、プールを取り交ぜての調整。前走Vの武豊が香港遠征のため、今回は福永と初コンビ。1週前追い切りの手綱を取った。

 Cウッドで3頭併せ。6F83秒2―38秒6、ラスト1F11秒7。鞍上、鞍下の息はピタリと合って、持ったままで楽々と最先着だ。

「初めて乗ったけど、いい馬だね。いろいろ話を聞いていたけど、雄大な感じでストライドが大きい。(3~4角の)坂の下りもいいと思う」

 平成最後のGⅠ馬に向けて、期待がますます高まってくる。

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