【日本ダービー】今年も白帽が笑う!?

公開日:2019年5月22日 17:00 更新日:2019年5月23日 11:33

9の年は3連勝中

 日本ダービーは近年、やけに“1枠”が強い。

 過去10年間の枠番別成績は次の通りだ。

   ① ② ③ 外 ③着内率
1枠 4 2 1 13・350
2枠 1 1 2 16・200
3枠 1 0 0 19・050
4枠 0 2 3 14・263
5枠 1 1 1 17・150
6枠 1 3 1 15・250
7枠 1 1 1 27・100
8枠 1 0 1 27・069

 複数の勝ち鞍があるのは白帽1枠だけで4勝をマーク。勝率・200、連対率・300、③着内率・350といずれも他枠を凌駕(りょうが)している。

 09年には2番人気ロジユニヴァースが4馬身差の完勝で、皐月賞⑭着から巻き返しに成功した。

 翌10年は皐月賞③着のエイシンフラッシュが最速の上がり3F32秒7で差し切り。7番人気の大駆けで馬単4万6210円、3連単15万2910円のビッグ配当に。

 さらには13年キズナ=1人、14年ワンアンドオンリー=3人といった具合。最もコースロスのない絶好枠を生かして、世代の頂点へと駆け上がっていった。

 また、不良馬場で行われた11年にオルフェーヴルが2冠達成した時の②着は1枠の10番人気ウインバリアシオン。15年も2冠馬ドゥラメンテの②着が5番人気の白帽サトノラーゼンだった。

 1枠にはこんなデータも。西暦の下1ケタが「9」の年はグレード制導入の84年以降では3回。89年ウィナーズサークル、99年アドマイヤベガ、前記の09年で、白帽が3連勝中なのだ。

 ダービーVに最も近い“ラッキーカラー”。枠順はあす(木曜)の午後2時に確定する。果たして、どの馬が入るのか。

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