【函館スプリントS】ここで巻き返しを狙うダノンスマッシュ

公開日:2019年6月10日 17:00 更新日:2019年6月12日 15:01

 今週から夏の北海道シリーズが開幕する。函館で6週間、札幌で6週間の合計12週間の日程で9月1日まで行われる。それに伴い、夏の風物詩「サマーシリーズ」もスタート。函館の開幕週を飾るのは、サマースプリントシリーズ第1戦、GⅢ函館スプリントSだ。今年は別掲の15頭がエントリーしてきた。

 注目を集めるのは巻き返しに燃えるダノンスマッシュ。前走の高松宮記念では1番人気に推されるも、外枠に泣かされて④着惜敗。内枠のワン・ツーだったことを考えれば、地力は示した内容だ。昨年は函館で準オープンを勝ち、札幌のキーンランドCで②着なら洋芝適性は問題なし。ここを勝って秋の大一番につなげたい。

 重賞3勝のタワーオブロンドンもスタンバイ。前走の京王杯スプリングCではレコードをマークしての快勝で、これで千四は3戦3勝。初のスプリント戦でどんな競馬を見せてくれるか。

 そのタワーにゴール前強襲したのが牝馬のリナーテだ。半兄にサトノダイヤモンドがいる良血馬で、ステイゴールド産駒らしく成長曲線はピークを迎えつつある。重賞で連続連対の勢いそのままに、初の重賞タイトル奪取を狙う。

 3歳アスターペガサスも侮れない。昨年は函館で新馬勝ちし、続く函館2歳Sを連勝とこの舞台はぴったり。それ以来の千二だった前走は13番人気の低評価ながら②着と千二では底を見せていない。

 さらに上がり馬ライトオンキューや函館で2戦2勝のデアレガーロ、15年の勝ち馬ティーハーフも侮れない存在だ。

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