【函館スプリントS】ダノンスマッシュ2週連続の本馬場追いで満点仕上げ

公開日:2019年6月12日 17:00 更新日:2019年6月12日 17:00

 ダノンスマッシュが手加減なしの仕上げだ。

 高松宮記念後はリフレッシュ放牧へ。函館には5月26日に入厩し、今月2日にはいきなりダートで5F66秒6―38秒3、1F12秒4の好時計を出せたあたり、牧場でも乗り込まれてきたことがわかる。

 1週前は芝コースで騎乗予定の川田を背に5F62秒2―34秒5、11秒2の猛時計を馬なりで楽々とマーク。さすがの脚力を見せつけた。

 けさも芝へ。単走ながらも自らハミを取って、気合を内に秘めた走り。直線に向いてから手前の替え方もスムーズで四肢を大きく伸ばしてフィニッシュ。馬なりながら5F64秒5―36秒9、1F11秒7と秀逸なタイムを楽々と計時した。毛ヅヤはピカピカで息を乱すことなく上がってきたあたり、心身ともに態勢は整ったと見ていい。

○…「癖を知っている友一(北村友騎手)が乗ってくれる(レースでは川田)というので、任せました」とは追い切りを見届けた岩本助手。時計を確認すると、「え、そんなに速かったんですか」と驚きの表情を浮かべた。「先週、びっしりやったので、だいぶいいみたいです。行きっぷりも良くなりましたね」と好感触を伝えてくれた。

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