【七夕賞】クレッシェンドラヴ本格化ムード

公開日:2019年7月2日 17:00 更新日:2019年7月2日 17:00

 クレッシェンドラヴはステイゴールド産駒らしく5歳で本格化ムード。

 ステイ産駒は6歳で初重賞勝ちした父同様、年齢を重ねて力をつけることが多い。今年も5歳ウインブライトが中山金杯→中山記念→香港QEⅡ世Cと3連勝でGⅠウイナーに。同じく5歳スティッフェリオが昨秋の福島記念に続いて、小倉大賞典で2つ目のタイトルを獲得した。

 クレッシェンドは5歳の今年春にオープンへ昇級。初戦の前走、福島民報杯も内容のある走りを見せている。

 序盤はじっくりと後方待機策を取り、12→4→2番手と途中から積極的に動いていった。直線では早めに先頭に立ち、押し切りを目指したが、1番人気レッドローゼスとのたたき合いで半馬身遅れのゴールイン。

 林師は「最後はレッドに負けましたが、差し返すところがあった。いい内容だったと思います」と振り返る。

 その後はここを目標にテンコー・トレーニングセンターに放牧へ。6月14日に戻ってきた。

「2回使って放牧のパターン。転厩当初(昨年2月に勇退→解散した二ノ宮厩舎から)は試行錯誤しましたが、サイクルができてきました」

 中間もすこぶる順調。

 2週前にはウッドで長めから。先週は坂路4F51秒6―12秒1。僚馬を先に行かせ、残り1Fで一気に突き放していた。

「2週前でも太め感なくいい動き。1週前は内田さんに感触を確かめてもらってよかったです」

 3歳秋のセントライト記念⑧着以来の重賞挑戦となる。先を行く同世代に追いつきたいところ。

「メンバーを見ると他の馬たちも強いですね。チャレンジャーの立場で頑張ります」

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