【函館2歳S】安田隆厩舎は絶好調モード レッドヴェイパー重賞一番乗り

公開日:2019年7月16日 17:00 更新日:2019年7月16日 17:00

 絶好調モードの安田隆厩舎が函館2歳王者決定戦にレッドヴェイパーを送り込む。

 安田隆厩舎は先週も2勝を加えて、早くもJRA41勝をマーク。

 2位の中内田厩舎に7勝差をつけて、リーディングトップを突っ走っている。

 通算は780勝。1995年に開業し、勝ち星をどんどん積み重ねてきた。2009年以降は常に年間30~40勝台を挙げて、昨年はキャリアハイの48勝。それを大きく上回る勢いだ。今年の全成績は〈41 24 14 120〉。③着より②着、そして②着より①着が多い。

 ヴェイパーもデビュー戦を1番人気に応えて、きっちりと勝ち上がっている。

 当初予定したレースは禁止薬物問題で競走除外。1週スライドしただけに調整に狂いが生じる可能性もあった。それも全く杞憂に――。

 レースは7枠8番から好発を切った。そのままハナにも立てたが、内の馬を行かせて2番手。楽な手応えで4角を回り、直線では残り1Fで先頭に。そのまま②着馬の追撃を振り切ってフィニッシュだ。

 勝ち時計は千二1分9秒8。これは当日の3歳未勝利を0秒5上回るもの。先週までの2歳戦で最も速い。

 岩本助手は「2歳でも完成度は高いですね。バランスが良くて、しっかりしてる。スパイクがついてる感じで、地面を掴んで走ってます。初戦もいい感じで勝ってくれました」と話す。

 その後はすぐ放牧に出され、先週水曜に戻ってきた。翌日には北村友が乗り、角馬場からコース1周のメニューを消化した。日曜には軽く時計も出している。

「前回は結構、仕上がってました。テンションが高ぶりそうでしたが、勝って放牧に出せて凄くよかったと思います。ガス抜きができて落ち着いてますよ。ええ、予定通りにきています」

 ポンポンと連勝を決めて世代初の重賞ウイナーに。期待が膨らむ。

函館2歳S登録馬 芝一二〇〇メートル

[地]アザワク  54桑村真
イーサンティラノ 54古 川
ケープコッド   54吉田隼
ゴッドスター   54池 添
スマートカーリー 54武 豊
タイセイビジョン 54ルメール
ニルカンタテソーロ54横山武
パフェムリ    54菱 田
[地]バブルガムダンサー54岩田康
ビアンフェ    54藤岡佑
[地]プリモジョーカー54阿部龍
プリンスリターン 54原 田
ブルーパピヨン  54丹 内
マンバー     54――
メイショウナパワン54四 位
ヤマメ      54藤岡康
リュウノゲキリン 54松 岡
レッドヴェイパー 54北村友

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