謝罪のバレンティン 無罪主張もシーズン出遅れは必至
妻への監禁と暴行で12日(現地時間)に逮捕、15日に5万ドル(約525万円)を払って保釈されたヤクルトのバレンティン(29)が16日(日本時間17日未明)、フロリダ州マイアミのホテルで記者会見を行った。
ヤクルトの奥村政之編成部国際担当次長、マローン、ロスマン両弁護士とともに記者会見場に姿を現したバレンティン。まずは奥村氏が「大変申し訳ありませんでした」とバレンティンと並んで深々と頭を下げたあと、硬い表情で本人がこう謝罪した。
「きょうこのような場を設けてしまったことを恥ずかしく思います。私自身のミス。家族、チーム、日本の皆さんに謝罪します。日本の皆さんがもう一度、私にチャンスを与えてくれることを願っています」
司法手続きが続いているためとして、バレンティンからそれ以上の発言はなかった。事件の詳細については触れなかったが、同席した両弁護士は、「法に触れるようなことは何もしていない」と改めて無罪を主張した。
奥村氏は球団の対応についてはこう話した。
「球団としての処分はこれからの推移を見守って球団社長が決める。今はどのようにすれば一日も早くキャンプに合流できるかに集中したい。ビザ申請時期などを考えたい」