B・ワトソンも…来日有名ゴルファーが“急失速”するワケ

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 三井住友VISAマスターズ(静岡・太平洋C御殿場C=7246ヤード・パー72)の目玉といえば、誰だってバッバ・ワトソン(36)とわかる。初日首位タイ、2日目は1打差2位と上位につけ、「さすがマスターズチャンプは違う」とファンをワクワクさせた。

 ところが3日目に77をたたいて急降下。終わってみれば24位タイと、ビッグネームなのに期待外れもいいところだ。最終日も3連続バーディーを奪った直後の14番パー4で2打目が池につかまりダブルボギー。最終18番ではたった1メートル弱のバーディーパットを決められないなど、メジャー覇者らしからぬ凡プレーに観客からはため息の連続だった。

「あまりいい日ではなかった。いい時があれば悪い時もある。日程が合えばまた日本に戻ってきたい」(ワトソン)

 直前のWGC─HSBC選手権(中国・上海)に勝って賞金1億6100万円を手にしたばかり。それに比べれば今大会V賞金の3000万円ではやる気が出なかったということか。獲得賞金126万円を全額ポーンと寄付したところは立派だが、カネに困っていないワトソンはなぜこの大会の出場を決めたのか。

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