<アジア杯現地リポート>アギーレ日本 “本番”で何が変わった

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 アジア杯でアギーレ・ジャパンは、1次リーグD組を3戦全勝の首位で突破し、準々決勝でUAEと対戦する(日本時間23日午後6時半開始)。

 3試合で得点7。決定機は16回を数えた。3試合連続ゴールのFW本田圭佑(28)がポストに3回、クロスバーに1回当てて得点をフイにしてしまったが、この本田に限らず、日本にもっと決定力があれば、イラク戦でもヨルダン戦でも4、5点は取れていたはずだ。

 3試合無失点のDF陣の堅守ぶりは目立った。

 日本以外で韓国とイランも1次リーグを無失点で切り抜けたが、この2カ国は常に劣勢を強いられ、我慢に我慢を重ねてしのいだのに対して、日本はGK川島永嗣(31)がファインセーブを見せるようなピンチは皆無。相手が格下だったこともあるが、3試合とも失点に結びつくようなシーン=被決定機はゼロだった。

 アジア杯を現地取材しながら、指揮官がアギーレに代わって、日本代表は何が変わったのか? 検証してみたい。

■攻撃の課題は途中出場選手のプレーの質

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