松山フェニックスV3でも縮まらないWR2位ラームとの大差

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【フェニックスオープン】

 アーノルド・パーマー以来、実に55年ぶりの大会3連覇に、「それを目指して頑張りたい」と挑む松山英樹(25)。

 現在の世界ランクは5位で、トップ10でメジャー未勝利は2位J・ラーム(23)、7位R・ファウラー(29)の3人だけだ。

「3人はいつメジャーに勝ってもおかしくない実力を備えている」と米ツアーでも注目を集める。

 そして松山が最も警戒するのがスペイン出身のラームだ。

 昨年暮れの欧州ツアーに優勝し、年が明けて出場した3大会は、2位、優勝、29位と安定した成績を残している。その4試合で世界ランク加算125.95ポイントを稼いだ。ちなみにメジャー優勝は100ポイント。それをはるかに超えているのだ。

 松山は米ツアー5勝、ラームは同2勝と勝ち星では負けていないが、世界ランクでは差をつけられている。

「松山が今大会に勝って優勝60ポイントを獲得しても世界ランクは4位までにしかアップせず、ラームを抜くことはできません。それだけラームとのポイント差が大きく開いているのです。出場した試合は違いますが、松山の直近4試合は36・51ポイントしか稼いでない。2人の調子のバロメーターが数字に表れているのがよくわかります」(米ツアー記者)

 大会初日の松山は2アンダー、ラームは4アンダーでホールアウトした。

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