大迫弾お膳立ても“過去の人”…本田圭佑の気になるW杯後

公開日: 更新日:

 コロンビア戦の勝ち点3獲得は、世界中のメディアから「日本に度肝を抜かれた」(英インディペンデント紙)と驚きを持って迎えられた。しかし、ベンチ要員に格下げされたMF本田圭佑(32)はカヤの外だった。

 途中出場でFW大迫勇也の決勝ゴールをお膳立てしたが、メディアで大きく報じられるのは先制ゴールを決めたMF香川真司、大迫、そして就任2カ月半でジャイアントキリングの立役者となった西野監督ばかり。本田は「過去の人」扱いだ。

「事あるごとに本田は『ロシアが集大成』と発言。周囲は『3大会連続W杯出場という勲章を引っ提げて代表から引退するのだろう』と解釈していたが、本田は代表から引退する気なんてサラサラなく、一日でも長く代表選手で居続けるつもりでいる。これには本田のビジネスにも関係している。ビジネス拡大のためには資金が必要。日本代表のブランドがあるだけで企業CM料、スパイク契約料、年俸などポンと跳ね上がる。本田はロシアで健在ぶりをアピールし、大会後も日本代表にしがみつく算段でいた」(サッカー関係者)

 しかし、大会前のテストマッチもコロンビア戦もトップ下としてプレーしながら攻撃に関与できず、それどころかミスを連発してチーム内からも不興を買った。続くセネガル戦、ポーランド戦で出番は望めず、コロンビア戦が本田の<代表引退試合>になるともっぱらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終