横綱で“皆勤負け越し”経験 芝田山親方は稀勢の里どう見る

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 ――九州場所は右ヒザ挫傷捻挫で休場しています。

 ケガはケガ。もちろん治療は必要です。でも、今の稀勢の里に必要なのはケガを克服した上で積み重ねる稽古。巡業に出て、稽古で体を慣らしていった方がいい。初代若乃花の二子山親方が「土俵のケガは土俵の砂で治せ」と言ったのは、そういうことです。私が現役の頃は、「本場所を休んでも巡業には出ろ」とよく言われたものです。巡業に参加せず、部屋で治療や稽古といっても……。本場所直前の押し迫った時期に出稽古に行っても、それでは足りないし、間に合いません。

 ――横綱審議委員会からは「激励」もされました。

 委員の方々からは、初場所には出てほしい、という声もありました。ただ、厳しく言えば初場所は進退が問われることになると思う。長い休場の末、九州場所では白星がひとつもなく、冬巡業も出ていない。これでは横綱の立場というものを考えなければいけないでしょう。ここまできたらおべんちゃらではなく、厳しい言葉をかけるしかない。でも、何とかそれを乗り越えてほしい。横綱の先輩として、頑張ってほしい、奮起してもらいたい、というのが私の願いです。

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