旬の女子プロは「お尻」稲見も小祝もトレーニング成果あり

公開日: 更新日:

【アクサレディス】第1日

「お尻を見れば、オフにどんなトレーニングを積んできたのかすぐにわかりますよ」

 これは女子プロを指導するプロコーチの共通認識だ。ヘッドスピードをアップさせてボールを飛ばす、スイング軸を安定させる、地面反力を有効利用してクラブを効率よく振る、アドレス時の安定感を高める――そのすべてがお尻の大きさでわかるというのだ。

 今年に入って2勝マークして賞金ランク首位に立つ小祝さくら(22)は、今大会初日も3アンダー14位タイと好位置につける。

 オフだけでなく、シーズンに入ってからも毎日走り込みを欠かさずに、2、3年前よりも下半身が一回り以上も大きくなっている。

 大会初日に7アンダー単独トップに立った稲見萌寧(21)も、すでに1勝を上げて勢いに乗る。

「(オフトレのおかげで)ドライバーの当たりは少し強くなりました。その分、球も強くなった」と、大会初日はボギーフリーの7バーディーを奪った。

 稲見はオフにキックボクシングを練習に取り入れた。飛距離アップとスタミナアップのためだが、ツアー会場では「稲見の下半身はすごくなった」という驚きの声が多い。

 ヒップの大きさが活躍できるかどうかの判断材料になるということか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗