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孫崎享特集

米国と一緒に戦争に突き進むのか?

巻頭特集 もう戻れないこの国の惨憺

平和憲法を捨て監視社会へ進む日本の愚かさ

元外交官の孫崎享氏はこう言う。 「世界は今、米トランプ大統領を筆頭に、英国もフランスも極右政治家が台頭し始めている。そのため、極東・日本の異常さは目立っていませんが、自由と民主主義の破壊を続ける安倍政権に対し、国際社会が不気味な印象を抱いていることは間違いないでしょう」 独裁政権の仕上げは、平成の治安維持法と呼ばれる共謀罪だ。与党は何が何でも今国会で成立させようと、…

いよいよトランプ新大統領が誕生する

巻頭特集 トランプは悪魔か変革者か

上から目線で「トランプは政治の素人」という論評は的外れ

トヨタやフォードに行ったように実利を得るため、日本政府に対して今後も強く求めてくるでしょう」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) 2012年のオバマ再選時に「米国を再び偉大な国に」との言葉を商標登録したトランプ。目的達成のために、並々ならぬ意欲を燃やしているのは間違いない。 〈軍人と大富豪による、軍人と大富豪のための政治〉。米国内でこんな皮肉が飛び交っている通り、指名…

熱狂的に受け入れられた

選挙演説の“大放言” トランプ大統領はどこまで本気なのか

元外交官の孫崎享氏が言う。 「トランプ氏自身が『私の発言はすべて示唆だ』と言っています。つまり本人も、さらに支持者も、実際に万里の長城を造るのは難しいと分かっているのです。すべての過激発言は、6~7割の白人層が本音で思っていることで、彼らにとって現実にできるかどうかは問題ではない。『自分たちの職を奪った移民は許せない』という怒りや不満、価値観を共有し、代弁してくれた…

手も足も出せないのに「断じて容認できない」

巻頭特集

今や北のミサイルは日常茶飯事 5年間成果なしの安倍外交

外交の失敗は明らかです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) 手も足も出せないのに、ミサイルを発射するたびに「断じて容認できない」と勇ましいことを口にする安倍首相のことを、正恩は滑稽に思っているのではないか。 ■日本だけ外交活動をしていない 北朝鮮問題でハッキリ分かったことは、安倍首相には外交能力がないということだ。 実際、どの国も硬軟おりまぜて北朝鮮とギリギリの外交…

にらみ合いは25日がヤマ場(トランプ米大統領と金正恩)

巻頭特集

北朝鮮は核実験をやるのか 米朝開戦危機の真実味を検証

国民の不安をかき立てるだけで、非常に悪質だと感じます」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) 菅官房長官は21日の会見冒頭、ミサイル落下時の対応策を内閣官房HP内の「国民保護ポータルサイト」に掲載したと発表。ミサイル発射情報が流れた際は「地下街に避難する」「窓のない部屋に移動する」「物陰に隠れて地面に伏せる」などと書かれている。 同じ日に都道府県の危機管理担当者を集めた…

最悪のタイミングで最悪の首相

巻頭特集

戦争危機に「国民の命を守る」と高揚 安倍首相の危うさ

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。 「常識的に考えて、米軍が先制攻撃をすることはないでしょう。心配なのは、北朝鮮が暴発するように、わざと米国が挑発しているふしがあることです。大規模な米韓合同軍事演習を実施しただけでなく、無人機を飛ばし、カール・ビンソンまで派遣している。北朝鮮をどんどん追い詰めている。窮鼠となった北朝鮮が“核実験”や“長距離弾道ミサイル発射”…

ミサイルも本音では歓迎?

巻頭特集

共通項は幼児性と排他性 トランプと蜜月に浮かれる狂気

元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。 「トランプ大統領がイヤホンを着けることも忘れていたのは、忠実なポチの安倍首相が自分を怒らせるようなことを言うはずがないと安心しきっていることの表れです。日本側が切望した尖閣諸島への米国の防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用に関しては、安倍首相が『確認した』と会見で言及しましたが、トランプ大統領にとっては、どうでもいい話で…

ミサイルも本音では歓迎?

巻頭特集

共通項は幼児性と排他性 トランプと蜜月に浮かれる狂気

元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。 「トランプ大統領がイヤホンを着けることも忘れていたのは、忠実なポチの安倍首相が自分を怒らせるようなことを言うはずがないと安心しきっていることの表れです。日本側が切望した尖閣諸島への米国の防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用に関しては、安倍首相が『確認した』と会見で言及しましたが、トランプ大統領にとっては、どうでもいい話で…

11日、トランプタワーで会見した次期米大統領

巻頭特集

日本はどうなる? トランプの経済政策と資本主義の終焉

つまり、安いところでモノをつくって売るという経済体制の根本が問われているのに、教条主義的に自由貿易を信奉している日本は、周回遅れもいいところです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) ■覇権国家は内部から不安定化 「覇権安定論」の提唱者であるプリンストン大学教授のロバート・ギルピン氏は、自由主義的な国際秩序が保たれるためには、覇権国家の存在が不可欠だと説いた。覇権国家…

11日、トランプタワーで会見した次期米大統領

巻頭特集

日本はどうなる? トランプの経済政策と資本主義の終焉

つまり、安いところでモノをつくって売るという経済体制の根本が問われているのに、教条主義的に自由貿易を信奉している日本は、周回遅れもいいところです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) ■覇権国家は内部から不安定化 「覇権安定論」の提唱者であるプリンストン大学教授のロバート・ギルピン氏は、自由主義的な国際秩序が保たれるためには、覇権国家の存在が不可欠だと説いた。覇権国家…

抗議の帰国の長嶺大使(左・央=AP)と釜山日本総領事館前に設置された少女像

巻頭特集

気がつけば敵をつくるだけに終わっている安倍外交の正体

元外務省国際情報局長の孫崎享氏もこう言う。 「メンツをつぶされたからお仕置きだとばかりに大使を一時的に帰国させても、何の解決にもなりません。韓国の一般国民は日本に対し、第2次大戦前からの日本統治時代に、力で押し込まれてきたという感情が残っている。それが従軍慰安婦問題の根底にあるのです。韓国世論の6割が日韓合意を破棄すべきとする調査結果が出ています。圧力で制裁を科す…

慰霊の資格があるのか

巻頭特集

安倍首相の真珠湾訪問 拭えない胡散臭さとしたたかな打算

元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。 「平和パフォーマンスで支持率を上げ、解散に持ち込もうという政治的打算が見え隠れします。15日に行われるロシアのプーチン大統領との首脳会談で北方領土問題を進展させ、解散・総選挙に臨む思惑だったのに、アテが外れて、何の成果もなさそうなので、新たな外交の目玉として真珠湾訪問を持ち出してきた。ただ、真珠湾は政治の道具として弄ぶテーマ…

猛威に襲われる(TPP特別委)

巻頭特集

早すぎるトランプ詣で 安倍訪米は飛んで火に入る夏の虫

元外務省国際情報局長の孫崎享氏が言う。 「政治経験がないトランプ氏の基本政策は、新政権がどういう体制になるかによって左右される。外交を担当する国務長官が誰になるかも決まっていない現状では、外交政策も定まっていないわけで、会談で実のある話などできるわけがない。日本政府の目的は、急いで会いにいって忠誠心をアピールすることだけかもしれませんが、そんなことをしたら余計に足…

握手を交わしてはいたものの…

安倍政権に激震 日ロ首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実に

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。 「プーチン大統領は国民から高い支持を得ているイメージがありますが、ナショナリズムをベースにしたもので、安定したものではない。5月のロシアでの世論調査では8割が日本への島の引き渡しに反対しています。国内世論を無視してまで、日本との交渉を進展させるつもりはないでしょう。日本側は歯舞、色丹でリップサービスしてくれるのではと期待が…

イイ気なもんだ

巻頭特集

首相はゴルフ三昧夏休み 五輪狂騒の裏で無能政権の大迷走

むしろ、不測の事態が起きれば武力行使の口実にできると、日中の衝突が起きるのを期待して、高みの見物を決め込んでいるのかもしれません」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) 北朝鮮の挑発行為も不気味だ。3日に発射したミサイル1発が日本の排他的経済水域(EEZ)に落ちたことに対し、安倍は「我が国の安全保障に対する重大な脅威であり、許し難い暴挙だ」と激怒。国連安保理での非難声明…

警戒に当たるダッカの警官(右は菅官房長官)

巻頭特集

ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性

もう、日本人は世界のどこに行っても安全は保障されないと覚悟した方がいいと思う」(元外務省国際情報局長・孫崎享氏) これ以上、犠牲者を増やさないために、日本は「テロとの戦い」から上手に距離を置いた方がいいのではないか。そもそも、欧米各国と違って、一度も中東を侵略したことがない日本は、彼らから恨みを買う必要はないはずである。イラクに侵略戦争を仕掛け、イスラム教徒から恨ま…

安倍首相はいったいどこを向いているのか

巻頭特集

米兵の狼藉なぜ続く? 従属政権の「形だけ抗議」の無意味

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。 「米兵はイラクやアフガニスタン、シリアなど世界各地の紛争地域に派兵され、いつ命を落としても不思議ではない死線で戦っている。常に極度の緊張感の中で生活を続けている。そうなると徐々に平常心や善悪の判断が失われ、多少の罪は犯しても構わない、と考えるようになるのでしょう。強姦などの重大事件が多数起きているのが証左です。事件が繰り…

石破地方創生相(都内で)

「安保条約読み直せ」 石破氏“トランプに嫌み”で恥さらし

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。 「認識が欠けているのは石破大臣も同じです。米軍の駐留で日本の平和と安全が保たれるかのようなロジックがまかり通っていますが、米軍が居座るのは米国の利益のため。1951年に日米安保条約をまとめた米側責任者のダレス元国務長官は〈安保条約で米国は日本防衛の義務を何ら負っていない〉と明言していますし、武力行使には議会の承認が必要で…

BOOKレビュー

「小説 外務省Ⅱ」孫崎享著

(現代書館 1600円+税)…

お笑い要員のはずが…

巻頭特集

大統領選に右往左往の外務省 トランプが勝てばどうなる?

予想外の展開に日本の外務省は大慌てしているはずです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏) ヒラリー・クリントン前国務長官は23日、北東部メーン州の地方紙への寄稿で、中国や日本が輸出拡大のために為替操作を行っていると強く批判。「関税を含むさまざまな手段で対抗措置を取る」と断言し、TPP反対の立場も明確にした。 民主党の候補者選びはヒラリーが楽勝のはずだったのに、サンダー…

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