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有志連合の関連ニュース

閣内不一致/(C)日刊ゲンダイ

いつから「有志連合」入り? まともに答えられない安倍政権

日本がいつからイスラム国と戦う「有志連合」の一員になったのかさえ、政権メンバーの誰もがマトモに答えられないのだ。 「日本はもうすでに入っている」 米国主導の有志連合に日本は入っているのか。政府見解として菅官房長官が「加盟」を初めて認めたのは、2日午後の定例会見でのこと。実はそれまで「有志連合は空爆など軍事作戦に加わる国だけ、日本は含まれない」という解釈もあった。人質…

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空爆1回1億円 「イスラム国特需」でほくそ笑む各国軍事産業

米仏が主導する有志連合に英独伊も協調。各国それぞれの「正義」と「威信」をかけた軍事行動のウラで、巨額マネーが動いている。 昨年8月にイラクで空爆を開始した有志連合は、翌9月にシリアへ戦線を拡大した。米国防総省によると、今月12日までにイラクとシリアで計8125回の空爆を実施。その費用は10月末時点で50億ドル(約6100億円)にのぼった。1日当たり1100万ドル(約…

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空爆&特殊部隊…今度こそイスラム国を殲滅できるのか?

有志連合によるイスラム国掃討作戦を主導する米国は、イラクにさらに2000人規模の特殊部隊を投入。イラク政府と協力して人質解放、イスラム国の幹部拘束や急襲作戦を強化するというが、9・11テロを仕掛けたウサマ・ビンラディンの殺害に10年もの月日を要した。今度こそイスラム国を殲滅できるのか。 軍事誌「PANZER」の和泉貴志編集長はこう言う。 「米軍は今年の春先から水面下…

ブリュッセルの通りで、子どもを抱き寄せ犠牲者を悼む女性

巻頭特集

「テロに屈しない」が招く “報復と憎悪”の連鎖に日本も

2月にはNATO本部で、IS掃討作戦に参加している「有志連合」の初の国防相会合が開かれたばかりだ。ISは犯行声明でテロの理由に、ベルギーが有志連合軍に参加していることを挙げていた。あえて「EUの心臓部」を狙ったのは間違いない。 衝撃なのは、ベルギー当局が4日前にパリ同時多発テロの実行犯を逮捕して以降、仲間の報復に備えて厳戒態勢を敷いていたにもかかわらず、テロが起きた…

警戒に当たるダッカの警官(右は菅官房長官)

巻頭特集

ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性

その時、イスラム国は「イスラム国と戦う有志連合の一員である日本の国民を狙った」と声明を出している。 今回のテロも、日本人を含めた外国人が狙われたのは間違いない。襲撃されたのは、日本人客に人気のある高級レストランだった。 かつて、日本人は中東諸国から尊敬され、日本人とわかれば危害を加えられないともいわれたが、もはや日本人であることをアピールしても何の役にも立たない。4…

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金子勝の「天下の逆襲」

日本も「第3次世界大戦」に巻き込まれてしまうのか

過激派「イスラム国」を壊滅させるために、米、英、仏などの有志連合は激しい空爆をしているが、イラク戦争で多くの戦死者を出したこともあって、とても大規模な地上軍を派遣できない状態である。その結果、有志連合が空爆を激しくやればやるほど、イラクやシリアに住む多くの一般市民が犠牲になり、ますます国家が溶解し、大量の難民が発生し、テロ予備軍を生み出すという最悪の連鎖に陥っている…

同志社大学大学院で教授を務める内藤正典氏

注目の人 直撃インタビュー

イスラム専門家・内藤正典教授が明かす「トルコ政府が用意した人質交換シナリオ」

ISと敵対しているヨルダンの他は、有志連合に参加しているサウジアラビアやUAE、カタール、バーレーンなどということになる。サウジのようなお金持ちの産油国に日本が援助するということか。それは不自然です。 ――やはり、安倍首相のカイロ演説が残念な結末に影響したとお考えですか。 影響したかどうか断定できませんが、腑に落ちない点があります。カイロ演説に関しては“あの一文(I…

息子の無事を祈るムアス・カサスベ中尉の父親(左)と中山副外務大臣/(C)AP

後藤さん解放は長期化必至か イスラム国に翻弄される日本

この先も後藤さんの解放をにおわせ、有志連合に加盟する国々に難題を吹っかければ、日本政府が資金力を背景に、都合よく動いてくれる。そのたび“テロリストとは交渉しない”という米国のメンツは潰れ、いずれ有志連合の結束も崩れていく。イスラム国がそう踏んでいても、おかしくないのです」(外交事情通) 最悪、後藤氏はイスラム国の“メッセンジャー”として永遠に利用される恐れもある。昨…

オバマ(左・AP)が許さない?

イスラム国 「後藤さん解放条件変更」の狙いは“日米分断”か

日本をはじめ、有志連合に名を連ねる約60の国や機関の思惑はさまざまです。功を焦って安倍政権がイスラム国との交渉に乗り出せば、日米両国の分断を機に、有志連合の結束に必ずほころびが生じるでしょう。それこそイスラム国の思うツボだし、新たな要求の狙いでもあります。安倍政権は極めて難しい対応を迫られているのです」(天木直人氏) 中東歴訪で勢い勇んでイスラム国を敵に回したツケと…

NSCを改編する大統領令署名について説明するトランプ米大統領(後方はマティス国防長官)

戦争突入へ着手 「イスラム掃討」「NSC改編」の大統領令

大統領令では、現在も継続中のIS掃討作戦に「新たな有志連合パートナー」の検討を指示。米ロ首脳電話会談でも親密ぶりをアピールしたプーチン大統領のロシアを引き込むことを狙っているとみられる。 また、トランプは同じ日、IS掃討作戦を実行しやすくするため、国家安全保障会議(NSC)を改編する大統領令にも署名した。 米軍の制服組トップの統合参謀本部議長や情報機関を束ねる国家…

米国を中心とする国々が「有志国連合」を形成

日本外交と政治の正体

トランプ、英EU離脱 2017年は世界の不安定さが一段と増す

もうひとつは、米国を中心とする国々が「有志連合」を形成し、アフガニスタン、イラク、シリアに軍事介入し、結果としてそれぞれの国で混乱が起き、大量の難民をつくりだしたことである。これらの課題に、世界はどう向かうのか。良い方向に進むのか、あるいは混乱が増すのだろうか。 私は「混乱は拡大する」と悲観的にみている。最大の理由は米国だ。引き続き超大国として世界の動向に大きな影響…

米国を中心とする国々が「有志国連合」を形成

日本外交と政治の正体

トランプ、英EU離脱 2017年は世界の不安定さが一段と増す

もうひとつは、米国を中心とする国々が「有志連合」を形成し、アフガニスタン、イラク、シリアに軍事介入し、結果としてそれぞれの国で混乱が起き、大量の難民をつくりだしたことである。これらの課題に、世界はどう向かうのか。良い方向に進むのか、あるいは混乱が増すのだろうか。 私は「混乱は拡大する」と悲観的にみている。最大の理由は米国だ。引き続き超大国として世界の動向に大きな影響…

ニースのテロ現場で献花する人々(上)、イスタンブールのタクシム広場で警戒に当たるトルコ軍兵士

巻頭特集

世界で緊急事態が常態化…ダッカ、ニース、トルコの次は

事実、昨年10月にも、バングラデシュの北部に住む日本人男性が犠牲になり、その時、イスラム国は「イスラム国と戦う有志連合の一員である日本の国民を狙った」と声明を出している。 このままでは、いつ東京がテロの舞台になってもおかしくない。 「仏ニースのテロ事件が驚愕だったのは、トラック1台あれば80人以上を無差別に殺せるという事実です。しかも、たったひとりの犯行です。日本…

今日の新刊

「中東の現場を歩く」川上泰徳著

安倍首相がISILと戦う国を支援するのは、有志連合の〈イスラム国〉空爆と同様の間違いである。 元朝日新聞中東・アフリカ総局長が見た中東の真実。(合同出版 2200円+税)…

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2016年 壊れるのは政権か国民生活か

すでに始まっている勝者なき「第3次世界大戦」の悲劇的結末

欧米諸国の「有志連合」が空爆を強化させても、イスラム国を壊滅させることは難しく、むしろ大量の難民が発生して、テロ予備軍を生み出すという負の連鎖で、テロの脅威は拡散する一方。世界はキナ臭さを増している。 ローマ法王が「まるで第3次世界大戦」と語ったように、いま起きているのは、新しい形の「世界戦争」なのである。20世紀の戦争と違うのは、「国家」と「国家」の戦争ではない…

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「背中から撃たれた」トルコに強硬発言続けるプーチンの本音

シリアのアサド政権を支援するロシアと、反政府勢力を支援する有志連合に近いトルコ――国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏のコメントを参考に、複雑化する双方の立ち位置をおさらいしておきたい。 ロシアはソ連時代の1980年にシリアと友好条約を結んでいる。シリア国内の地中海沿岸にはロシア海軍の基地がある上、兵器の売買を行うなど関係は深い。 「ロシアはエネルギー政策…

12年前に「警告」していた天木直人氏

注目の人 直撃インタビュー

元大使・天木直人氏「中東の不条理は武力では解決できない」

世界の安全のために、有志連合が言うような武力攻撃でテロを封じ込めることができるのならそれでいい。しかし現実には無理なのです。特に、ISを封じ込めることはできない。それはもう誰もが認めざるを得ません。暴力と弾圧が繰り返される悪の連鎖の典型に陥っています。 ――武力ではIS掃討はできないということですね。 ISの台頭が報じられ始めたのは昨年5月でした。ちょうど私は入院…

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パリの悪夢の真相…勇ましい連帯で世界は“出口”なき戦争へ

ホンネでは、有志連合の空爆に加わりたくてウズウズしているんじゃないか。 短絡的に「連帯」を口にしてイキがる首相を見ていると、自ら進んでイスラム国の標的になり、国民を危険にさらそうとしているようにしか見えないのだ。 G20は「テロに屈しない」ことで一致した。米オバマ大統領も「裁きを下す」「壊滅に向けた努力を倍増させる」と勇ましいが、じゃあ具体的に何をするのか。さらに空…

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バングラデシュ射殺 ついに現実となった「日本人標的」の衝撃

集団的自衛権の行使を容認した安倍政権が、ここぞとばかり、対ISの有志連合に自衛隊を派遣して掃討作戦に参加する――と言い出すだろうが、そうなれば泥沼化は必至だ。 軍事ジャーナリストの神浦元彰氏はこう言う。 「米ロによるシリアのIS掃討作戦によって戦闘員が今、国外にどんどん逃げ出しています。彼らが向かう先は南アジアや東南アジアなどで、今後、そういった地で元戦闘員が襲撃事…

必ず犠牲者が…

“欠陥”安保法が成立し…自衛隊はどこで何をさせられるのか

中東・アフリカでの米軍の軍事作戦や、対イスラム国の「有志連合」との連携がグッと身近になるわけだ。いずれ、自衛隊は「イスラム国」との戦争に投入される恐れがある。 「米軍は空爆を繰り返していますが、イスラム国を壊滅できないでいる。地上戦に突入せざるを得ないと思う。その時、自衛隊は“兵站部門”を担わされるのではないか。イスラム国との戦いとなったら戦死者が続出しておかしくあ…

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