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「湯川遥菜 人質」に関する記事

同志社大学大学院で教授を務める内藤正典氏

注目の人 直撃インタビュー

イスラム専門家・内藤正典教授が明かす「トルコ政府が用意した人質交換シナリオ」

湯川遥菜さんと後藤健二さんが殺害される悲惨な結果になったが、政府の対応のどこに問題があったのか、どう動いていたのかなど、まだ解明されていない疑問は多い。トルコに精通するイスラム世界の専門家である同志社大学大学院教授の内藤正典氏(58)は、「官邸の判断ミス」と切り捨てた上で、トルコ政府が用意していたシナリオも明らかにした。 ――人質事件で官邸と外務省が最後まで2人を助…

イラクの支配地域でパレードするイスラム国兵士ら/(C)AP

警告期限…人質2人を追い詰めた安倍政権と外務省公式英訳

人質の湯川遥菜さん(42)、後藤健二さん(47)2人の安否すら確認できないままだ。 「人質はイスラム国の“首都”とされるシリア北部のラッカにある軍事拠点で監禁される。2人もそこにいるとみられます。人質はまったく光が差さない地下牢に、ずっとぶち込まれるそうです」(外務省事情通) 湯川さんも後藤さんもこの数カ月間、真っ暗なオリの中で、恐怖に震えていたに違いない。 それを…

ハモンド英外相を挟み、イラクのアバディ首相と握手を交わすケリー米国務長官/(C)AP

日本人2人殺害予告 人質の救出に米英の「特殊部隊」出動か

過激派「イスラム国」の人質になっている後藤健二さん(47)と湯川遥菜さん(42)の救出に、米英の特殊部隊が出動する可能性が出てきた。21日(日本時間22日)に英BBC放送が「英国か米国の特殊部隊が協力する可能性がある」と報じた。 安倍首相は救出に向けて「あらゆる手段で」と話すが、実際には具体的な手立てがないのが実情だ。 かといって「イスラム国」が要求する身代金は出せ…

72時間以内の殺害を予告(ユーチューブから)、右は会見する安倍首相/(C)AP

日本人拘束 安倍首相のバラマキ中東歴訪が招いた最悪事態

人質は湯川遥菜さん(42)と、フリージャーナリストの後藤健二さん(47)とみられている。イスラム国はビデオ声明で、72時間以内に2人の身代金2億ドル(約235億円)を払うように要求している。 イスラム国が20日に流したビデオ声明は、「日本政府と国民へのメッセージ」というタイトルで、1分40秒ほどのもの。〈日本の首相へ。日本はイスラム国から8500キロも離れていなが…

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日本外交と政治の正体

人質事件の本質は「日本人の生命」か「米国に従う」かの選択

過激組織「イスラム国」が警告通り、日本人の人質であった湯川遥菜氏を殺害した。この事件で、日本の大手メディアは追及していないが、重大責任は安倍首相にある。 安倍首相は、中東歴訪中、イスラム国を敵とする立場を鮮明にした。日本の大手紙は、安倍首相が中東で約束した支援は人道支援であり、イスラム国を敵視していない─―などと報じているが実態は全く違う。 安倍首相は演説で、こう言…

浮かばれない…

後藤さんら浮かばれず…「人質事件」検証は“中身ゼロ”の茶番

イスラム過激派組織「イスラム国」に湯川遥菜さんと後藤健二さんが斬首された事件について、安倍政権の対応は最初から最後まで〈適切だった〉と評価したのである。おいおい、いったい何を検証したの? ■「対応は適切だった」と政府を礼賛 まあ、やる前から“結論”は見えていた。 「委員会には5人の有識者が参加。中でも宮家邦彦・立命館大客員教授は第1次安倍内閣で、首相公邸連絡調整官と…

インターネットに上げられた後藤さんと見られる画像とメッセージ

集団脱走、戦闘員処刑 イスラム国「内部で異変」と専門家の声

後藤健二さんと湯川遥菜さんを拘束し、最初は2億ドルの身代金を要求していたのに、突然、要求を人質交換に変更するなど一貫していない。なにより、これまでイスラム国は、相手に要求を突きつけ、要求が受け入れられなければ、即座に人質を殺害することで、イスラム国とは交渉の余地がないと思わせてきたのに、今回は後藤さん殺害の期限を“24時間以内”“日没まで”と延期している。これまでの…

ヨルダン国王と会談する中山外務副大臣/(C)AP

湯川さん殺害か 初動から“不倫大使”まで…最悪だった政府対応

イスラム国による日本人2人の人質事件は、拘束中の後藤健二さん(47)が一緒に拘束された湯川遥菜さん(42)とみられる男性の殺害画像を持たされ、湯川さんが殺されたことを動画サイトで伝えたことで、新たな局面を迎えた。危険を顧みずに、イスラム国支配下に入った2人の自己責任を問う声もあがっているが、それだけでは本質を見誤る。政府の責任は極めて重大なのである。 湯川さんがイス…

対応に追われる中山外務副大臣/(C)AP

なぜトルコじゃない?対策本部“敵国”ヨルダン設置の大失敗

湯川遥菜さん(42)は殺害されてしまった人質事件。 今頃になって安倍政権は「昨年8月、ヨルダンに対策本部を設けた」と、早い時期から人質救出に全力を挙げていたと言い訳しているが、そもそも「対策本部をヨルダンに置いたのが失敗だった」という批判の声が噴出している。 「イスラム国にとってヨルダンは、アメリカと一緒になってイスラム国を空爆している敵対国です。恐らく日本政府は、…

18日に帰国/(C)日刊ゲンダイ

直近シリア滞在 危機一髪だった戦場カメラマン渡部陽一氏

後藤健二氏(47)と湯川遥菜氏(42)が人質に取られて緊迫が増しているシリア情勢。2人はトルコとの国境に近いラッカ周辺にいるとみられているが、そのシリアから、入れ替わるように帰国した人がいる。テレビでおなじみの戦場カメラマン渡部陽一氏(42)だ。念のため所属事務所に問い合わせると、「(渡部氏が)シリアにいたのは事実です。18日に帰国しました」と認めた。 渡部氏と親交…

あれから半年以上

イスラム国邦人殺害その後…湯川さん父「もう終わったこと」

安倍政権の後手後手の対応の末、拘束された湯川遥菜さんと後藤健二さん2人の惨殺という最悪の形で幕を閉じた。 あれから半年以上。生還を祈り続けていた湯川さんの父・正一さんは、息子の“最期”を知ると「胸が張り裂けるような気持ち」と語っていた。 「湯川さんが拘束されて以降、お父さんはほとんど自宅にこもりきりでしたが、8月になって少しずつ外出するようになりました。最近では地元…

後藤さん本人のtwitterから

拘束1カ月前に…後藤健二さんが残した最期の“メッセージ”

その時点(9月末)で、湯川遥菜さんは拘束されていた。安倍首相の発言は、国民の安全をないがしろにした行為でした」 過去にはイラクへの自衛隊派遣が原因で、03年、04年の日本人人質事件が起きたように、中東では日本の動向がダイレクトに市民の反応につながっている。安倍首相にとって、今回の「カイロ演説」も中東諸国にどんな影響を及ぼすかは容易に想像できたはずだが、年明け早々の外…

2人とも殺害されてしまった(インターネットの投稿画像)

接触も交渉も「なかった」…安倍政権が踏み入れた泥沼報復戦

過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件は、湯川遥菜さんに続き、後藤健二さんの殺害画像もインターネット上に公開され、事態は発覚後13日目に最悪の結末となった。 安倍首相は「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い憤りを覚える」と非難したが、この間、日本政府がやっていたのは、はっきり言って、パフォーマンスだけだ。 後藤さん殺害動画を受けて記者会見した菅官房長官は「犯行組…

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