日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

桂望に関する記事

北上次郎のこれが面白極上本だ!

「総選挙ホテル」桂望実著

だから桂望実の本書に対しても、どうせホテルの従業員がやる気を出すまでの話でしょ、と言う人がいるかもしれない。しかし、「県庁の星」や「嫌な女」の桂望実がそんなにストレートな話を書くわけがない。ちょっとひねっている。それが本書の読みどころだ。 業績不振の中堅ホテルに着任した新社長は従業員総選挙を言いだすのだ。ホテルには、さまざまな部署があって仕事が分担されているが、働く…

「我慢ならない女」桂望実著

(光文社 600円+税)…

充実ぶりが光る黒木瞳

仕事の裏で夫婦関係は 黒木瞳の意外なプライベートと評判

これが初監督作とは思えないほど」(映画関係者) 「嫌な女」は桂望実の同名ベストセラー小説に惚れ込んだ黒木の熱望で映画化が決定。人と打ち解けられず友達もいない生真面目な弁護士・石田徹子(吉田羊)と派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子(木村佳乃)のダブル主演で、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出している。 3月からNHKのBSプレミアムで放送され…

北上次郎のこれが面白極上本だ!

「襷を、君に。」蓮見恭子著

三浦しをん著「風が強く吹いている」、桂望実著「Run! Run! Run!」、瀬尾まいこ著「あと少し、もう少し」、まはら三桃著「白をつなぐ」と、傑作が目白押しのジャンルだ。ここに割って入るのは大変である。しかし本書はなかなか健闘している。 高校駅伝小説だが、主人公の倉本歩は中学時代、さしたる記録を持たない選手であったとの設定である。ただ走ることが好きな女子だ。だから…

本人は出演せず

「嫌な女」でメガホンの黒木瞳はわがままを封印できるのか

作品は桂望実原作「嫌な女」の映画化で、対照的な性格の持ち主である2人の女性を描く。8月1日からクランクインだそうだ。 有名女優が監督業をやるのはレアケース。田中絹代が53年に「恋文」で監督デビュー、計6本を演出した。近年では桃井かおりが「無花果の顔」を監督したくらい。松田優作や役所広司など男優の監督作は結構あるのに女優の監督作の少なさは意外な気もする。 「嫌な女」は…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事