日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

「芥川龍之介 小説」に関する記事

舌調べの本棚

「味覚小説名作集」大河内昭爾/選

近代文学の名作として知られる芥川龍之介の「芋粥」、岡本かの子「鮨」、上司小剣「鱧の皮」のほかに矢田津世子「茶粥の記」、水上勉「寺泊」、円地文子「苺」、耕治人「料理」、庄野潤三「佐渡」の8編が収録されている。 飲み食い関連の文章を読むのが好きなので、すでに「鱧の皮」「茶粥の記」「鮨」「芋粥」は何度も読んでいる。 今回初めて読んだ「寺泊」「苺」「料理」「佐渡」が4作4…

ベストセラー早読み

「夜を乗り越える」又吉直樹著

中学1年のとき芥川龍之介の「トロッコ」を、2年のとき太宰治の「人間失格」を読んで、近代文学にはまった。自分の中にある不安や異常と思われることが、小説として言語化されている。しょうもないことも書いてある。「こんなことを考えてもいいんだ」と思った。 以来、半端ではない読書経験を積んできた。芥川、太宰をはじめ、漱石、谷崎、織田作之助。現代の作家では、古井由吉、町田康、西…

姜尚中氏

著者インタビュー

「漱石のことば」姜尚中氏

「若いうちは夢中になった太宰治や芥川龍之介は、ある年齢に達すると読み直そうという気になりません。ぼくは熊本なので、夏目漱石は小学生のときから馴染み深かったのですが、高校時代、引っ込み思案になった頃から本格的に読みだしました。漱石は何度読んでも『あ、こういうことだったんだ』という発見があります。ダヴィンチ・コードならぬ漱石コードがあって、あちこちに言葉を仕掛けています…

作家でありながら現役バスガイドも続ける花房観音さん

プロの本棚

作家・花房観音さん 20代後半に出会った団鬼六作品との縁

名作から漂うエロスを官能的に描くのは面白くて、常に意識して読んでいますね」…

「羅生門」

孤独の映画

羅生門(1950年、黒沢明監督)

芥川龍之介の「藪の中」を黒沢監督が映像化した名作。今月23、27日、飯田橋ギンレイホールで上映される。 京・山科の山中で樵(きこり)の男(志村喬)が旅の武士(森雅之)の死体を発見。後日、盗賊の多襄丸(三船敏郎)が捕縛され、彼が武士をだましてその妻(京マチ子)を犯したことが判明する。だが検非違使の前で各人の証言内容が食い違う。樵は死体を発見しただけと言い、多襄丸は自分…

新田龍さん

プロの本棚

新田龍さん(ブラック企業アナリスト)

「小学2、3年生のころ、手のひらサイズの子供向けの『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)が面白くて、原書で読みたくなりました。文芸書は、作家が作り上げた世界にいざなってくれる。本を手にすると、その世界の入り口に立ったようにワクワクして、読み進めていくうちに、その中で遊んでいるような気分になるのが楽しい。毎月読む本のうち3割は文芸書です」 仕事に関係する労働問題や人事にまつわる…

寝る間もない忙しさ

芥川賞フィーバーに辟易も ピース又吉“狂奔の夏”はこれから

まさに「ひづめに火花を散らして、まっしぐらに狂奔する」(芥川龍之介『偸盗』から)ような激しい渦に放り込まれた「ピース」又吉直樹(35)。当人は寝る間もない忙しさだろうが、その周囲もまたフィーバーの渦中にある。 23日、「ブレンディ ボトルコーヒー」のイベントに出席した又吉は“文豪”を思わせる着物姿で登場すると、過熱する報道や自身のプライベートのウワサについて少々辟易…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事