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大藪春彦特集

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HOT Interview

海洋冒険大作を上梓 笹本稜平氏に聞く

一方、海洋冒険小説は、大藪春彦賞を受賞した「太平洋の薔薇」以降、書く機会に恵まれなかったという。そして今回、10年ぶりに“海を舞台に”との依頼を受けて書き上げた最新作「遺産 The Legacy」(小学館 1900円)は、400年前に太平洋のど真ん中に沈んだスペイン船の引き揚げを巡り、水中考古学者とトレジャーハンターがしのぎを削るという、迫力の長編小説だ。 「海運関…

著者の馳星周氏

著者インタビュー

「神奈備」馳星周氏

「鎮魂歌―不夜城Ⅱ」で日本推理作家協会賞、「漂流街」で大藪春彦賞を受賞。「雪炎」「陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ」など著書多数。…

週末に読みたいこの1冊

「花が咲くとき」乾ルカ著

2006年「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞してデビューした後、「あの日にかえりたい」で第143回直木賞候補に、「メグル」で第13回大藪春彦賞候補になるなど、その実力に期待が集まる著者の最新作。日々に不満とやる方なさを感じている少年と、その隣家に住む謎めいた老人との北海道から長崎にわたる2人旅が、老人が抱えていた人生の闇を少しずつ解き明かし、少年を成長へと導…

「ジャッカルの日」

孤独の映画

ジャッカルの日(1973年 フレッド・ジンネマン監督)

大藪春彦ファンなら感涙ものだ。観光客に化けて人妻をかどわかし、デンマーク人教師として同性愛者の家に転がり込むのも見どころ。 警察が電気拷問を行うシーンがあるが、当時は普通のことだった。61年のアルジェリア民族解放戦線のデモではパリ警察の拷問と銃撃で200人以上が死亡。70年代に日本人がパリで事件に巻き込まれたとき、「警察に殴られた人もいて、『ジャッカルの日』と同じだ…

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流されゆく日々

連載9929回 『裸の町』を読み返す

大藪春彦ふうの、といったところでそこまでのパワーはないのだが、かなり積極的にバイオレンスを盛りこんだ小説として書いた。NHKの紅白歌合戦を舞台にして、国際的な大物が登場するアクション長篇だった。3月から9月まで、半年間の連載だったと思う。 その年に刊行された単行本は、たぶん4冊だったのではあるまいか。 『さらばモスクワ愚連隊』(1月30日発行・定価450円・講談社…

榎本憲男さん

プロの本棚

榎本憲男さん(映画監督)

昨年は小説「エアー2.0」が小学館から刊行され、第18回大藪春彦賞にノミネートされた。 映画監督、そして、小説家。どちらも、いつかはと思っているサラリーマンは少なくない。脱サラし、そんな夢を2つもかなえたのである。ノミネートの際は料亭で編集者と吉報を待つ「待ち会」まで開かれたそうだ。 「日本の映画界は脚本の扱いが軽い。まともに読まない。現場に行っても『アンタ誰?』と…

北上次郎のこれが面白極上本だ!

「蓮の数式」遠田潤子著

12年には「アンチェルの蝶」で大藪春彦賞の候補。ただいま売り出し中の作家だが、まずは本書をお読みいただきたい。(中央公論新社 1700円+税)…

北上次郎のこれが面白極上本だ!

「血の極点」ジェイムズ・トンプソン著、高里ひろ訳

その反権力の姿勢は、ヘルシンキの大藪春彦といっていいが、著者急逝のため、この第4部が最終編となったのは残念である。(集英社 840円+税)…

東山彰良氏

HOT Interview

台湾が舞台の長編小説「流」を上梓 東山彰良氏に聞く

2009年、「路傍」で大藪春彦賞受賞。「ファミリー・レストラン」「ライフ・ゴーズ・オン」「ブラックライダー」など著書多数。…

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊

第3巻「背徳の仔ら」には、黒岩重吾「裸の背徳者」と、戦後民主主義を暴力で鮮烈に否定した大藪春彦「野獣死すべし」を収録、という具合。 これらはいずれも来年刊行で、今回の第1回配本では、北方謙三「檻」、飯嶋和一「汝ふたたび故郷へ帰れず」などを収める「復活する男」(第11巻)と、志水辰夫「行きずりの街」、花村萬月「なで肩の狐」を収める「過去の囁き」(第16巻)を発売。 第…

馳星周氏

HOT Interview

原発利権と地方の現実が題材 最新作「雪炎」の馳星周氏に聞く

99年「漂流街」で大藪春彦賞を受賞。2011年には原発のガードマンを描いた「光あれ」を発表している。…

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