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オスマン帝国の関連ニュース

 映画「海難1890」のワンシーン

映画「海難1890」から95年後 トルコと日本の“友好”逸話

明治になって20年以上が過ぎた時だが、この年にオスマン帝国の親善訪日使節団がはるばる船でやってきた。 その帰途、台風に見舞われて、和歌山県櫛野崎(現・串本町)の沖で船が大破して沈没する。乗組員は600人以上。そのうち500人以上が海に投げ出されて、死亡する。そんな中、69人が地元住民の献身的な救助活動で助かったが、当時は世界最大規模の海難事故といわれたとか。これが日…

NEWSを読み解く今週のキーワード

結局、西洋人には「イスラムの教え」がわかってない。だからテロも終わりが見えないのではないか。

1916年、オスマン帝国に対して英仏が仕掛けた「サイクス・ピコ協定」は中東から北アフリカにかけての地域を直線で分割した、西欧列強の暴力そのものだったのだ。 フランスは「自由、平等、博愛」を国是にかかげているが、博愛(フラテルニテ)の意味は「同志愛」、それも「一つの組織に属して兄弟の契りを交わす」という意味に近い。つまり「身も心もフランスに捧げて同化すれば、フランス市…

佐藤優氏

佐藤優氏が薦める「イスラム世界」がわかる3冊

ジョージ・フリードマン著「新・100年予測 ヨーロッパ炎上」は、トルコがオスマン帝国への回帰という表象で、帝国主義的傾向を強めていることに警鐘を鳴らしている。イスラム原理主義的傾向を持つエルドアン政権は世界の不安定要因になっている。…

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巻頭特集

勇ましいだけの“危ない”トップを求めるカオスの世相

エルドアンも、かつてのオスマン帝国復活の野望を抱いているといわれ、支持者は彼をオスマン帝国の王になぞらえて「スルタン」と呼ぶ。政権を批判する市民やメディアの弾圧も露骨だ。 こうした流れの中、英キャメロン首相は空爆をシリアに広げるよう議会に打診して指導力を強め、EUを中心で動かす独メルケル首相も軍隊を動かさざるを得なくなった。 これらが〈ファシズム台頭期にもみられた現…

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東映お正月映画不発…難破寸前の「海難1890」敗因は?

事前の宣伝面の不備があったとはいえ、最終的に10億円に届くかどうか」(映画関係者) 1890年、オスマン帝国(現トルコ)の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が座礁したとき和歌山の漁民らが命がけで救った史実と、その恩返しとして95年後のイラン・イラク戦争時、日本人のため救援機を飛ばしたトルコ政府の実話物語。両国の友情の礎ともいわれるこの史実は確かに感動的なのだ…

12年前に「警告」していた天木直人氏

注目の人 直撃インタビュー

元大使・天木直人氏「中東の不条理は武力では解決できない」

第1次世界大戦後にサイクス・ピコ協定(英露仏で結ばれたオスマン帝国の分割)で支配され、第2次大戦後には米国がイスラエルを通じて中東を支配した。ISは新旧の帝国主義者に対して歯向かっているわけです。これに新旧帝国主義者は空爆でもって武力で抑え込もうとしているという構図。つまりISの敵は、この新旧帝国主義者とこれに追随してアラブを裏切ったサウジアラビアやヨルダンなど親米…

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GRAPHIC

「世界の刀剣歴史図鑑」ハービー・J・S・ウィザーズ著 井上廣美訳

後半の宝刀名鑑では、ヨーロッパ最古の刀剣とみなされているトルコの青銅製刀剣(紀元前3000年代)から、1本のさやから2本の剣を取り出し両手で使う中国独自の「双剣」や無数の宝石によって飾られたペルシャの王室の剣(後にオスマン帝国からロシアの女帝エカテリーナ大帝に贈られた)など贈答用の豪華な刀剣まで名刀が勢ぞろい。 もちろん日本刀もたっぷりと紹介。多くの血を吸ってきた…

池上彰氏と枡田ユリヤさん

著者インタビュー

「世界史で読み解く現代ニュース〈宗教編〉」池上彰、増田ユリヤ著

これはかつてのオスマン帝国のやり方と同じです」(池上氏) 世界の宗教地図も大きく塗り替わりつつある。中国ではなんとカトリック教徒が増加傾向だという。 「中国ではいま貧困層と富裕層の間でキリスト教が広まっています。貧困層は救いを求めて。富裕層は裕福になっても何かむなしさを感じていて、西洋文化に触れる中で心のよりどころを求めて」(増田氏) 一方で、欧州では若者のキリスト…

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